外国人・NYナンパ体験記17:年末年始〜春、およびアレクサ・チャン似のヒッピーガール(前編)

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こんにちは、ヒュー・マナハタ(@HughManahata)です。

フィールドレポート(体験記)その17になります。

まずは注意事項から。

フィールドレポート(ナンパ体験談)はあまり書くタイプではなかったので、文章として記録したものはあまり多くありませんが、

「実際海外(というかニューヨーク)でのナンパってどうなのよ?」

という人のために、残っている記録の中から実体験を紹介していきたいと思います。

主にアメリカのナンパコミュニティに英語で投稿したものを翻訳+加筆修正したものなので、以下の点についてご了承の上お読みください。

  • 翻訳したものなのでノリと文体が異なります。
  • 細かく注釈はつけますが、アメリカおよびナンパコミュニティ独特の単語や言い回しが出てきます。
  • 文章を書いた当時の情報であるため、状況が変わっていたり、現在は無い場所が登場している場合があります。

再び年末年始

前回の外国人・NYナンパ体験記16:カミラ・カベロ風のセニョリータ11月初旬の話だが、その後以下のような理由でしばらくは新たに出会った女の子たちについての記録が途切れ途切れになっており、ほぼ普段の生活についてしか書かれていない。

  • 毎週末のように雨が降ったため、出かけても人が少なかったり、デイゲーム(注:日中のストリートナンパのこと)向きでない日ばかりだったこと。

    そのため関係を継続したい「既存の女の子たち」と遊ぶ割合を増やしたこと。
  • バケーションでしばらく日本に行っていたこと。
  • 11月は「感謝祭」というアメリカ人にとって非常に重要なホリデーがあり、若い女の子たちはこぞって帰省してしまったこと。
  • また12月も家族のための1大イベントである「クリスマス」があり、感謝祭と同様の理由で若い女の子たちがニューヨークを脱出してしまったこと。
  • そうでなくともクリスマス前の12月は毎週のように会社のホリデーパーティなどのイベントが目白押しなこと。
  • そういうイベントでは自分含めてみんな飲んだくれるため、お持ち帰りしてしまった女の子たちのクオリティがあまり高くなかったこと。
  • 年が明けてから一気に新規の女の子が増えたため、記録をつけるどころではなくなってしまったこと。

そんなわけでこの時期の普段の生活について少々書いてみるが、興味がない人は後編(今回のアレクサ・チャン似のヒッピーガールが登場するところ)まで飛ばしてもらって結構だ。

外国人・NYナンパ体験記5:同僚の娘の美人クラスメイト(前編)にも書いたが、ニューヨークのホリデーパーティ(特に金融関係)は非常に豪華だ。

ハリウッド映画のプレミアパーティ的なものを想像してもらえれば、なんとなく雰囲気はわかるだろうか。

自分の会社のホリデーパーティ以外にも付き合っている子や友人などのパーティに招待されるので、クリスマス前の週末は忙しいものになる。

11月中旬の金曜日

この時期のタイムズスクエア。この秋は
特に雨が多かった。(筆者撮影)

先週末に続き今週末もまた雨だ。いったい何回連続で週末をめちゃくちゃにすれば終わるのか。

外に出ると最悪の天気で、雨風が強くとてもじゃないが普通に外を歩いてられるような天気ではない。

一応デイゲームのためにユニオンスクエア(注:14ストリートにある広場。ストリートナンパのメッカでもある)に行くと、可愛い子は歩いていたが話しかけても立ち止まる子はゼロだ。

暴風雨なので当たり前である。

こんな日までデイゲームをやろうとするとは、自分でも思うが少し狂気じみている。

仕方ないので友達のソニオ(インド系アメリカ人、無職の変人)とサブウェイ・ゲーム(注:地下鉄の駅構内や車内でナンパすること)に切り替えるが、みんなさっさと家に帰ってゆっくりしたいのかいい反応は得られなかった。

途中でモデルのアリー(外国人・NYナンパ体験記6:赤毛のモデル美女に登場)から電話があったので、今晩は彼女と2人でゆっくり過ごすことにした。

翌日の土曜日

今日も雨である。いい加減にして欲しいが昨日よりは雨風が弱いのでまだマシか。

アリーが帰った後ユニオンスクエアに向かい友達のアントワン(フランス人、ダンサー)と遊ぶことにした。

別の日のアントワン。(筆者撮影)

パリ出身の彼はダンサーなだけあり背も高くハンサムなフランス人で、パリでインターナショナルスクールに通っていたらしく、英語もフランス訛りがなく、アメリカ人と全く遜色ない。

彼は夜ナンパは好きだがあまりデイゲームをしないタイプだ。

しかし今日はデイゲームについて色々と教えて欲しかったようなので、軽く手ほどきする。

夕方、ちょうど女友達のアレクサ(外国人・NYナンパ体験記11:彼氏持ちのトルコ美女、「ノー」を覆して即日攻略に登場)がユニオンスクエアにやってきたのでアントワンと3人で遊ぶことにした。

アレクサもパリに住んでいたのでアントワンとはフランス語で会話することができるが、2人は今回が初対面である。

その時のアレクサ。画面外にいるアントワン
フランス語で話している。(筆者撮影)

夜になると他の友達もやってきたので、行きつけのバーである「プランジ」(外国人・NYナンパ体験記4:ルーフトップバーの美女たち参照)に行ったが天気のせいでかなりシケていた。

「今日は何もない夜になりそうだな」などと考えていると、珍しいことにジェニー(外国人・NYナンパ体験記13:細身の中東系美女とクレイジーな30日チャレンジに登場)からメッセージが来て約4ヶ月ぶりに会うことに。

人通りも少ない深夜のユニオンスクエアの、ホールフーズ(注:というスーパーマーケット)の前で彼女と再会すると、前回見た時よりもかなり可愛く見える。

前回は日中用のカジュアルな格好でメイクも最低限だったが、今回はお出かけ用のドレスを着ておりメイクもバッチリだからだ。

時間もかなり遅かったので、近くのバーで1杯飲んでからタクシーで僕の家まで行き、彼女と一晩過ごした。

なお来週からバケーションで日本に行く予定だ。

その後日本でのバケーションから戻ってからは会社や友達が開催するホリデーパーティが立て続けにあり、かなり忙しい日々を過ごすことになった。

クリスマスイブ

ホリデーシーズンのコロンバスサークル。
(筆者撮影)

ニューヨークのクリスマスは、タイムズスクエアなどの観光客が多い場所を除けば1年で街が最も静かになる日だ。

レストランもお休みのところが多いため、僕のようにアメリカに実家がない居残り組はなかなか不便な日を過ごすことになる。

友達の多くが帰省することもあり、僕は居残り組のために毎年自宅でパーティを開いていた。

今年はカリフォルニアに住んでいる友達のジェラルド(アメリカ人。ハリウッド俳優並みに男前な軍人だ)が初めてニューヨークに来るというので、色々と案内することにした。

当日のジェラルド。高身長、筋肉質、ハンサム顔と
三拍子そろっているが奥手。(筆者撮影)

タイムズスクエアなどの定番の観光スポットを一通り案内したあと、居残り組で集まってディナーを食べる。

その後何件もバー巡りをするものの、クリスマスイブの夜なのでどこのバーも閑散としており、残念ながらこの日は出かけている女の子などほぼいなかった。

大晦日

大晦日になると、クリスマスで帰省していた人がニューヨークに多少戻ってくる(注:1月2日が平日なら仕事始めのため)

外国人・NYナンパ体験記3:新年の冒険、テキサスの美魔女にも書いたが、年越しパーティはチケットが高額な割にマンハッタンの外から垢抜けない感じの人が押し寄せるため、普段マンハッタンに住んでいる層はあまり好んでいくものではない(というか帰省したり旅行に出かけたりする)。

マンハッタンの住人は、マンハッタン以外に住む人を「B&Tの奴ら」と冗談めかして見下す傾向がある。

この「B&T」とはBridge & Tunnel(橋とトンネル)の略で、マンハッタンは島なので外からは必ず橋やトンネルを通らないと入れないことに由来する。

そして確かにマンハッタン外からやってくる人は、マンハッタンの住人ほど洗練されていない人が多いのだ。

僕らは大きな年越しパーティに行く年もあれば、ローカルのバーなどで身内中心で祝う年もあるが、今年はニューヨークを訪れているジェラルドのためにみんなで大きなパーティに行くことにした。

パーティには全く期待していなかったが、今回は18歳以上のパーティだったため高校生などの若い客層がメインで思ったより悪くない。

実際に行った年越しパーティ。(筆者撮影)

僕も可愛いアメリカ人の女の子といい感じになってメイクアウト(注:いわゆるディープキス)していたところ、それを見つけた彼女の女友達がブチギレてあっという間にコックブロック(注:コック=男性器、ブロック=妨害する、つまりナンパしてくる男の邪魔をする行為)されてしまった。

年が明けて1月〜3月

この年の1月〜3月は死ぬほど忙しかった。

既存の女の子と遊ぶのに加え、新しく出会った女の子たちともかつてないほどのペースで遊びまくっていたので毎日頭がパンクしそうになっていたのだ。

1人ならメッセージをやり取りしたりデートするのは全く負担にならないが、人数が増えるとマネジメントが本当に大変になってくる。

継続的に遊びたい既存の女の子が5人を超えたあたりからローテーションなどのマネジメントがキツめになってきたが(1人もぞんざいに扱わなかったため)、これに加えて新規の女の子たちも相手にしていたのでもはや誰のための人生かわからないような状態である。

楽しいは楽しいのだが、ここまで忙しくなると正直言って作業感がしてくるのは否めない。

これ以降はさすがにスローダウンせねばならなかった。

後編へ続きます。


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