こんにちは、ヒュー・マナハタ(@HughManahata)です。
フィールドレポート(体験記)その13になります。
まずは注意事項から。
フィールドレポート(ナンパ体験談)はあまり書くタイプではなかったので、文章として記録したものはあまり多くありませんが、
「実際海外(というかニューヨーク)でのナンパってどうなのよ?」
という人のために、残っている記録の中から実体験を紹介していきたいと思います。
主にアメリカのナンパコミュニティに英語で投稿したものを翻訳+加筆修正したものなので、以下の点についてご了承の上お読みください。
- 翻訳したものなのでノリと文体が異なります。
- 細かく注釈はつけますが、アメリカおよびナンパコミュニティ独特の単語や言い回しが出てきます。
- 文章を書いた当時の情報であるため、状況が変わっていたり、現在は無い場所が登場している場合があります。
- ノンフィクション(実話)なので、本人に迷惑がかからないよう名前やディテールを変えている場合があります。
- その他の話は【外国人ナンパ】白人美女とのNY恋愛体験記:全話まとめからどうぞ!
勤務時間の変更と30日チャレンジのスタート
上司から「7月の中旬からシフトが午後1時〜午後9時に変わる」と告げられた僕は、
「ラッキー、夜9時に仕事が終わってから毎日バーやクラブで遊び放題じゃん」
と心の中でガッツポーズをしていた。
それまでは毎日真夜中の午前0時ごろまでのシフトであり、そこからバーやクラブに到着しても正味1、2時間ほどしか遊べなかったのでこの新シフトはほぼ理想である。
そこで僕はニューヨークのナンパコミュニティで人気だった「30日チャレンジ」に挑戦することにした。
30日チャレンジとは、要は30日間毎日出かけて女の子に話しかけまくり、自己の鍛錬に身を捧げる通過儀礼のようなものだ。
日曜日は出かけるのにいい場所がない+午後から仕事があるため休みとし、それ以外の月曜〜土曜は毎日出かけることにした(デートの場合も有り)。
毎日簡単な記録をつけていたのでとりあえず12日目まで紹介するが、興味がない人は後編(今回の中東系の美女が登場する13日目)まで飛ばしてもらって結構だ。
30日チャレンジの記録
1日目 月曜日
仕事が終わってから友達とバーに行ったが、数日前ベッドインしたパトリシアと恋に落ちてしまって彼女のことが頭から離れない(注:外国人・NYナンパ体験記12:デイゲームへの覚醒、眼鏡の白人ラテン美女と恋に落ちる参照)。
これは良くない兆候だ。
今日会えないのは仕方がないが、会えなくて残念な気持ちになっている自分に心底腹が立つ。
メッセージを送りまくるような非モテ男的な行動は取ってはいないものの、セルフ・コントロールが足りていない証拠だ。まだまだ精進せねば。
2日目 火曜日
今日はハッピーエンディング(注:ローワーイーストサイド地区にあるバー)に行ってみた。ヒップスター(注:メインストリームを嫌うタイプの人たち)系の会社がプロモートしているので、ヒップスターの女の子がたくさんいた。
ダンスフロアがあったのでクラブでは最も有効な「男らしさが強めのアプローチ」をするが、全くいい反応が得られない。
ヒップスターは基本冷めた感じの子が多いので、男らしさがムンムンのアプローチではなくもっとリラックスした感じの方がいいのだろう。
試しにリラックスした感じで話しかけたらいい反応が返ってきた。数人のキュートな子と連絡先を交換。
3日目 水曜日
今夜はピンクエレファント(注:チェルシー地区にあったハイエンドなクラブ)に出かけた。
クラブ自体は良かったが、水曜日だったのでほとんどが身内だけで固まってテーブルに座っており、ダンスフロアで踊っている子は皆無だ。
なので座っている子に話しかけようとするとすかさずコックブロック(注:コック=男性器、ブロック=妨害する、つまりナンパしてくる男の邪魔をする行為)されてしまい、全くいいところが無い夜だった。
4日目 木曜日
やっと週末が近づいてきた。木曜日は出かける人が増えるので楽しみにしていたが、パトリシアから連絡があったので急遽デートに変更し、家の近くのルーフトップバーで待ち合わせた。
今日の彼女はいかにも21歳の学生という格好をしていたが、不覚にも恋に落ちてしまっている僕の目には彼女が魅力的に見えてしまって仕方がない。
バーで1杯飲んでから、僕の家に移動。一緒に映画を見ながらイチャつき、そのまま彼女と一晩過ごした。
パトリシアは外見も性格もタイプなので、自分でものめり込み過ぎていることは自覚している。ただ自分の感情を制御しきれないのは気分のいいものではない。
例えば「彼女と同じぐらいタイプだと思う子」3人と今付き合っていたとしたら、彼女に強く惹かれる気持ちも薄れるんじゃないか。
セルフ・コントロールを取り戻すにはそれを試すしか無い。いっちょやってみるか。
(注:当時パトリシアよりもレベルの高い女の子数人と同時に付き合っていたが、なぜか彼女にだけに入れ込んでしまっていた)
5日目 金曜日
今日は休みなので「ナンパの12時間シフト(注:午後4時ごろから友達と外に出て、遊びながら可愛い子がいたらナンパする。それから一旦ディナー休憩を挟み、その後バーやクラブに繰り出して閉店時間である午前4時までの12時間通しで遊び尽くすこと)」の日だ。
午後4時にユニオンスクエア(注:14ストリートにある広場。ストリートナンパのメッカでもある)に到着すると、まだ友達は誰もきていなかったのでまずはソロで活動するがなかなか可愛い子がいない。
しばらくして友達と合流すると、肌が雪のように白くてかなり可愛い子(細いのに胸の大きさが異常だった)が歩いていたので声をかけ、連絡先をゲットした(この子のことは外国人・NYナンパ体験記14:細いのにアレがすごいグランジ系色白美女を参照)。
午後7時に別の大学生の女の子とデートがあったので一旦抜けるが、その子はかなり緊張していたのかものすごく行動が変だったので、僕は早々にデートを切り上げて再び友達と合流した。
230フィフス(注:5番街にあるルーフトップバー)に行き、可愛いドイツ人・フィンランド人・スウェーデン人の女の子たちと連絡先を交換した。
ドイツ人の子はかなりレベルが高い。
途中で当時付き合っていたロシア人の子からメッセージが来たので、午前1時ごろ切り上げて彼女に会いに行った。
6日目 土曜日
昨日と同じくまた「ナンパの12時間シフト」だ。友達の友達であるブライアン(アメリカ人、あまりよく知らないので職業不明)とデイゲーム(注:日中のストリートナンパのこと)をした。
人があまりいなかったが、1人可愛い女の子と連絡先を交換。
夜は新しく出会った女の子とのデートだったので出かけなかった。初回デートでベッドインはなし。
デート後、付き合っていたフィンランド人の子を呼んで一晩過ごした。
7日目 月曜日
グリーンハウス(注:ソーホー地区にあった、ハイエンドなクラブ)へ出撃。信じられない数の美女でごった返していた。
何人かの可愛い子と踊ったら楽しすぎてダンスに夢中になってしまった。
こういうハイエンドなクラブでハイレベルな美女を落とすのはかなり大変だ。
コックブロックはしょっちゅうだし、落とすためにはナンパスキルよりもクラブ内での社会的地位の方が圧倒的に重要だからだ。
それにとてつもないレベルのモデル美女たちはほぼ全員テーブル席におり、セキュリティがゲートをがっちり守っているので近づくことすら困難なのだ。
8日目 火曜日
静かな夜だった。ダブルD(イタリア系アメリカ人、プロモーター)と出かけたが、人があまりいない。
こういう日は大抵クラブをはしごすることになるが、どこのクラブに行っても人がいないのだ。
3件目で1人可愛い子を見つけたので、話しかけて連絡先をゲットした。
9日目 水曜日
再びダブルDと落ち合いピンクエレファントへ行った。今日は目が飛び出るほどセクシーな女の子が多い。
しかしセクシー系の女の子はキツめな子が多いため、話しかけてもなかなかいい反応がない日だった。
出かけてトライすることが大事なのであり、いい結果を得られない日があるのは当然だ。
10日目 木曜日
フィリップ(東南アジア系アメリカ人、金融関係。外国人・NYナンパ体験記9:ギリシャのブロンドガール、絶対に諦めなかった夜などに登場)とハドソン・テラス(注:ヘルズ・キッチン地区にあるクラブ)に行った。
今日はかなり混んでおり、可愛い子もたくさんいた。
何人かと連絡先を交換していると、いつの間にか可愛い子はいなくなっており、代わりにあまり冴えない感じの客層になってしまっていたので出た。
遅い時間に、付き合っていたアメリカ人の女の子が家に来たので一夜を過ごす。
11日目 金曜日
ナルキッソス(キューバ系アメリカ人、学生)とデイゲームをする。しかし土砂降りの雨だったため戦果なし。
クオリティの高い女の子をゲットするにはデイゲームは最高の方法だが、唯一天候に影響されがちなところは欠点である。
ただ僕にとってデイゲームはあくまでも「友達との遊びの延長線上にあるもの」なので、話しかけるような可愛い子がいない日でも楽しいのだ。
雨でデートがキャンセルになったので、夜は友達たちと行きつけのバーである「プランジ」(外国人・NYナンパ体験記4:ルーフトップバーの美女たち参照)に行くが、雨のせいであまり可愛い子がいなかった。
12日目 土曜日
今日もあいにくの雨だったが、ユニオンスクエアでナンパコミュニティの初心者向けオフ会があるらしい。
どのみちユニオンスクエアでデイゲームをする予定だった僕と友達が到着すると、すでに20人ほどの男が集まっていた。
ほとんどがいかにもモテなそうな雰囲気の連中だったが、初心者なのでそれも仕方ないだろう。
ニューヨークのナンパコミュニティは意外と狭いのでちらほらと見知った顔がおり、今日は彼ら経験者が初心者を引率するようだ。
初心者のほとんどが18歳〜22歳ぐらいの若い学生で、全員がぞろぞろと連れ立って歩くので異様な集団にしか見えない。
この集団の近くにいたらデイゲームも何もあったものでは無いため、僕と友達たちはさっさと離脱して遊びながら女の子に声をかけた。
夜はローワーイーストサイド(注:通称LES、多くのバーやクラブが固まっているエリア)に行くことにした。すると偶然にも以前ベッドインした子に遭遇したので5分ほど話す。
ニューヨークで夜出かけるとなると大抵はローワーイーストサイドかミートパッキングディストリクト(注:通称MPD、多くのバーやクラブが集中しているトレンディなエリア)、それ以外だとこの当時はチェルシーのどれかに行く人が多かったので、結構知り合いに出くわすことがあるのだ。
その後チェルシーに移動し、ダブルDがプロモートしているクラブに行ったが、あまりいい夜ではなかった。
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