こんにちは、ヒュー・マナハタ(@HughManahata)です。
外国人・NYナンパ体験記12:デイゲームへの覚醒、眼鏡の白人ラテン美女と恋に落ちるでベッドインしたパトリシアに「やっぱり友達でいましょう」とフラれてしまいショックを受けた僕でしたが、その後ひと月して彼女を取り戻すことに成功したのでその時の話を紹介します。
時系列的には外国人・NYナンパ体験記13:細身の中東系美女とクレイジーな30日チャレンジの後に起こったことなります。
まずは注意事項から。
フィールドレポート(ナンパ体験談)はあまり書くタイプではなかったので、文章として記録したものはあまり多くありませんが、
「実際海外(というかニューヨーク)でのナンパってどうなのよ?」
という人のために、残っている記録の中から実体験を紹介していきたいと思います。
主にアメリカのナンパコミュニティに英語で投稿したものを翻訳+加筆修正したものなので、以下の点についてご了承の上お読みください。
- 翻訳したものなのでノリと文体が異なります。
- 細かく注釈はつけますが、アメリカおよびナンパコミュニティ独特の単語や言い回しが出てきます。
- 文章を書いた当時の情報であるため、状況が変わっていたり、現在は無い場所が登場している場合があります。
- ノンフィクション(実話)なので、本人に迷惑がかからないよう名前やディテールを変えている場合があります。
- その他の話は【外国人ナンパ】白人美女とのNY恋愛体験記:全話まとめからどうぞ!
友達宣言を受けてから
パトリシアとはベッドイン後も何度かデートしていたが、ちょっと前に彼女から「色々考えたけど、私たちやっぱりただの友達でいましょう」と告げられてしまってからはやや疎遠になっていた。
僕は不覚にも彼女に恋してしまっていたので精神的ダメージは結構あったものの、他にも複数人の美女と遊べる環境だったので非モテ時代に経験したような「耐えられないほど辛い」ものではなかった。
友達宣言はアメリカのナンパコミュニティ界隈では「LJBF(エル・ジェー・ビー・エフ)」(Let’s Just Be Friends=ただの友達でいるだけにしておきましょう)と呼ばれており、普通これを宣言されるとそこから巻き返すのは非常に難しい。
そのため僕はすでにパトリシアを「関係が終わった女の子フォルダ」に仕分けており、まだ好きという強い感情はあったが「暇があったらメッセージする」程度の扱いにとどめていた。
もちろん本当はもっとたくさんメッセージを送りたかったが、そんなことをしても何の意味もないことはわかっていたのであえて連絡を減らしたのである。
夏真っ盛りの8月も半ばのある金曜日、忙しかったこともあり1週間以上放置しておいたパトリシアにメッセージを送ることにした。
友達宣言されてしまっていたので、僕的には「あとで夜出かける前にちょっと会って、5分なり10分なり話せたらいいな」程度に考えており、別に彼女が出てこようがこまいがどちらでもよかった。
パトリシアは僕と友達の溜まり場であるユニオンスクエア(注:14ストリートにある広場。ストリートナンパのメッカでもある)から歩いて15分ほどのところに住んでいたので(本人は「徒歩5分」と言い張っていた)、僕らがバーなどに繰り出す前にちょっと挨拶するぐらいならちょうどいいと思ったのだ。
メッセージに好意を感じ取れるが・・・
金曜日だったので今晩はどこに出かけようかな、などと考えながらお昼過ぎにメッセージを送ってみると1分以内に返事がきた。
友達宣言されてからはメッセージを送っても数時間はほったらかしにされてから返信がある感じだったのに、今日に限って1分で返信してくるとは興味深いな。
しかも「別に何も」だって?ヒマだと思われたくないニューヨークの女の子は滅多にそんなことを言わない。
数日に1回はやりとりしていたのに急に1週間以上連絡しなかったのが効いたのか。
気になった僕は5分ほどしてからもう一度メッセージを送る。
またしても返答が1分以内だ。
この反応の良さは奇妙だなと感じた僕は、しばらく(20分ほど)置いてからメッセージすることにした。
またしても即返信があった上「そしたら行くわ」だって?
友達宣言をされてからは彼女にのめり込み過ぎないよう警戒していたので、最初のやりとりでは変だなと思っただけだったが、さすがにこの食い気味な返答の後で彼女が僕に会いたがっていることを確信した。
「でも彼女的には僕とはただの友達ってことにしたんじゃなかったっけ」
などと色々な考えが頭の中をぐるぐると巡る。
僕はまだ彼女のことが好きだったし、もう一度男女の仲に戻れるのであれば大歓迎だったからだ。
ただ僕はぬか喜びしたくなかったので、とりあえず当面は努めて冷静に対応することにした。
パトリシアとのデート
家で支度した僕は、すでにデイゲーム(注:日中のストリートナンパのこと)をしていた友達のルイス(黒人・学生)とユニオンスクエアで合流する。
到着する前にパトリシアに「あと5分ぐらいで着くよ」と連絡しておいたが、返事がなければそのまま友達たちと遊ぶことにした。
僕はデイゲームをする時も女の子をデートに誘う時も、常に別のプランを用意している。
デイゲームも「ナンパしてやる」とギラギラした感じで女の子を追っかけ回すのではなく、友達と遊ぶついでにやっていたし(その方が楽しいしうまく行く)、女の子をデートに誘った時にドタキャンされてもそのまま友達と遊べばいい。
そうすることによって時間を全く無駄にすることなく「ナンパ・デート・遊び」を楽しむことができるのだ。
この癖は染み付いており、今でも友達に会う時やデートの約束がある時はあらかじめ来なかった時のプランも必ず考えておく(どこそこの本屋やカフェなどのお店を見に行くだとか、最近行っていなかったエリアを散策するなど)。
知っての通り日本人と違いアメリカ人は適当な人が多いので、遅刻したりドタキャンされる可能性が結構あるからだ。
そんな不測の事態が起こった時でも楽しめるプランを用意しておけば、何が起ころうと全く気にならずにストレスなく過ごすことができる。
友達と合流してから15分後、パトリシアからメッセージが来た。
「ワシントンの銅像の前にいるわ」
僕と友達は歩いて数分のところにいたのですぐに銅像へと向かう。
するとそこにはタイトなスカートに、ぴったりとした白いシャツで体のラインが露わになったパトリシアが立っていた。
「め、めちゃくちゃ可愛い格好じゃないか」
そう思って顔をよく見ると、気合いを入れ過ぎたのかちょっと化粧が濃い(あまり気にはならなかったが)。
僕は彼女を見た瞬間「これは今晩いけるな」と思った。
一度友達宣言されたのになぜ復活したのかはわからないが、前述の通り急に1週間以上放置しておいたのが効いたのかもしれない。
有名書店からお気に入りのバーへ連れて行く
立っている彼女に話しかけると、少し緊張した様子だ。前回デートした時には彼女はリラックスしていたので理由はよくわからない。
すでに僕は彼女を「関係が終わった女の子フォルダ」に入れていたため、別に今日ベッドインできなくても一向に構わない。
そのため僕はかなりリラックスした状態でパトリシアに接していた。
一緒に歩き出した僕たちは、まずは彼女が行きたがっていたストランド・ブックストア(注:ユニオンスクエア付近にある、アート系の女の子が大好きな本屋)に行って本を見てまわる。
僕は彼女をほったらかしにして勝手に建築関係のセクションで本を見ることにした。
非モテだった頃はデート中に本屋などに行っても女の子のそばを離れることはなかったが、上級者となった僕はそんな行動は絶対にしない。
自分のやりたいことをやりたい時にやるだけだ。
僕が好き勝手に行動していたので10分もするとパトリシアが僕を探しにやってきた。僕と一緒にいたいのだ。
本屋を出てから僕のお気に入りのバーに向かって歩き出す。
ここは初めてのデートの時、彼女が典型的な大学生が着るようなカジュアルな格好だったために連れて行けなかった例のバーである。
ここは僕がニューヨークのバーの中でもトップ3に入るほどお気に入りの場所で、重厚かつ落ち着いた雰囲気があり、連れてきた女の子たちはみんな圧倒されてしまうようなハイエンドな場所だった。
シャンパンをグラスで1杯頼むだけでも4,000円ぐらいかかったが(税金+チップ含む)、僕には
「寝る前の女の子とは原則ディナーに行かない」
というポリシーがあるため、デートの時は大抵こういったバーに女の子を連れて行くことが多かった。
こういう雰囲気のいいバーで2杯も飲めば、気分が良くならない子はいないだろう。
バーに入ると、偶然にも知り合いのジョーがデートで女の子と飲んでいた。
ジョーは当時の僕より10歳は年上で(30代後半〜40代)、アメックス(注:アメリカン・エキスプレス)がプラチナカード&センチュリオンカードホルダー向けに発行している雑誌「Departures」のエディターをしているダンディでハンサムなアメリカ人である。
彼とは以前ニューヨークであった「Departures」のイベントで出会い、しょっちゅうこのバーで顔を合わせる仲だ。
お互い毎回連れている女の子が違うので、それをよくジョークにしていた。
ジョーは僕に気づくと「あらら、どちらさまがおいでかな!」と大げさに握手とハグをしてきた。
僕はジョーと彼のデート相手にパトリシアを紹介し、ジョーは彼のデート相手を僕とパトリシアに紹介する。
軽く世間話をした後、僕とパトリシアはゆったりとしたベルベットのソファに腰掛けた。
バーでの攻防
2人で座りながら話していると、当時よく遊んでいたロシア人のサーシャ(美人、未ベッドイン)から電話があった。
別のバーにいるので今から来ないかという誘いだったが、パトリシアと一緒にいたかったので「今日は忙しいから来週遊ぼう」と断る。
すると15分も経たないうちにモデルのアリー(外国人・NYナンパ体験記6:赤毛のモデル美女に登場)からも電話があり、今日何しているのか聞かれた。
どうやら遊びたかったらしいが、今日はパトリシア優先なのでこちらも断ることにした。
僕が電話で話している間パトリシアがものすごくナーバスになっているのがわかった。
電話から漏れ聞こえる音で相手が女の子であることは明白なので、きっと彼女は僕が他の女の子からの誘いに乗って去ってしまうことが怖かったのだ。
電話が終わると安心したのか、パトリシアはやけに会話をいやらしい方へと持って行こうとする。
「以前の彼と部屋でことに及んでいると、必ずルームメイトが部屋に入ろうとしてきた」とか、彼女の男友達が経験した変なセックスの話だとか。
彼女は話をしている間も軽く僕の腕に触れたりしたが、これは明らかに今日僕と寝たいというサインだ。
しかし僕はあえて「僕らはただの友達だから、以前のようにはベタベタしないよ」という態度を取っており、僕が誘いに乗らないほどパトリシアは僕の興味を引こうと触ってきた。
あまりにも僕がベタベタしないため、ついに彼女は「私って、酔うと誰にでもキスしちゃうの。こんな風にね」と言って僕の唇にキスしてきた。
これにはさすがに僕も参ってしまい、彼女をグッと引き寄せキスしようとするが「ノー、あなたとはキスしないわ!」と避けられてしまった。
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ヒュー「今ランチ食べに行くところ。何してんの」
パトリシア「別に何も。30分前ぐらいに起きたとこ、アハハ」