外国人・NYナンパ体験記4:ルーフトップバーの美女たち

恋愛コラム

こんにちは、ヒュー・マナハタ(@HughManahata)です。

フィールドレポート(体験記)その4になります。

今回はベッドインに至るものではなく「ニューヨークで出かけるとこういう感じだよ」というのを知ってもらうための話です。

まずは注意事項から。

フィールドレポート(ナンパ体験談)はあまり書くタイプではなかったので、文章として記録したものはあまり多くありませんが、

「実際海外(というかニューヨーク)でのナンパってどうなのよ?」

という人のために、残っている記録の中から実体験を紹介していきたいと思います。

主にアメリカのナンパコミュニティに英語で投稿したものを翻訳+加筆修正したものなので、以下の点についてご了承の上お読みください。

  • 翻訳したものなのでノリと文体が異なります。
  • 細かく注釈はつけますが、アメリカおよびナンパコミュニティ独特の単語や言い回しが出てきます。
  • 文章を書いた当時の情報であるため、状況が変わっていたり、現在は無い場所が登場している場合があります。

ニューヨーカー御用達のバー「プランジ」

前回の冒険(外国人・NYナンパ体験記3:新年の冒険、テキサスの美魔女)から5日後の土曜日、友達のスペードと出かけることにした。

スペードはサラサラの金髪が特徴的な変わり者で、若い時のデヴィッド・スペード(注:アメリカのコメディアン。デザイナーのケイト・スペードの義弟)に似ているのであだ名がスペードになった。

女の子とキスするスペード。(筆者撮影)

当時ロー・スクール(注:法科大学院)を卒業したての新米弁護士で、一緒に出かけるといつも僕が話している女の子を横取りしてきた(本人は全くそのつもりはないらしいのだが)。

備考:この当時の僕のスキルは準上級者といった程度で、ある程度の結果は出せていたが、上級者への扉の前でくすぶっているような状態だった。

今晩の目的地であるミートパッキング・ディストリクト(注:通称MPD。多くのバーやクラブが集中しているトレンディなエリア)に向かう途中で友達のジョンソン(黒人、医者)とワン(中国系アメリカ人、医者)と合流した。

最初のスポットである「ヒロ・ボールルーム」に到着すると、ドアマンが「11:30にオープンする」というのでしばらく付近で時間を潰していたが、11:40になってもオープンしなかったため、しびれを切らしたジョンソンワンは別のクラブに行ってしまった。

アメリカ人は個人主義なので、グループに合わせるよりも個々人がそれぞれ一番やりたいことを優先するのが当たり前なのだ。

スペードと僕もしばらく待ってみたが、一向にオープンする気配がないのでいつものスポットである「ホテル・ガンズブール」のルーフトップバー「プランジ」に向かうことにした。

プランジのメインバー。
出典:©Gansevoort Hotel Group

当時の「プランジ」はおしゃれなニューヨーカー御用達のハイエンドなルーフトップバーで、屋外にテラス席とプールがあり、屋内のラウンジでは毎週末DJがニューヨークの夜景をバックに音楽をかけていた。

女の子のクオリティもおしなべて高く、雰囲気が良いわりにはドアポリシー(注:入場ポリシーのこと)がそこまで厳格ではなかったので、僕や友達が毎週木金土高確率で顔を出す場所だった。

そうした背景もあり、「プランジ」はオープンから数年で当時のニューヨークのナンパコミュニティの中心地とも呼べる存在へと進化していった。

週末になるとコミュニティから数十人もの男たちが押し寄せ、情報交換したり、スキルを競ったりするのだ。

ネット上のフォーラムが主な活動範囲となっているナンパコミュニティにとって、いわば週末のオフ会のような場所であった。

小説「ザ・ゲーム」に登場する「ミステリー」が現れた夜は、僕を含め周りが騒然となったことを思い出す。

僕は「プランジ」あまりにも通いすぎたため、顔見知りになったドアマンやスタッフ、マネジャーにはいつもよくしてもらった。

ここ何年かは全く行かなくなってしまったので現在どうなっているのかわからないが、数年前に行った時にはかなり客層も劣化しておりどう見ても「ホットな場所」ではなくなっていた。

※ニューヨークではホットな場所は移り変わりが激しいので、毎年のように新しいバーやクラブができては消えていく。リブランドや再オープンで活気を取り戻すことも多い。

友達とミステリー。(筆者撮影)
ミステリーと僕。

「プランジ」に到着

「プランジ」にはホテルのロビーからエレベーターでルーフトップに上がるのだが、僕はこのエレベーターのドアが開く瞬間が大好きだ。

前述の通りプールがあるため、ドアが開いた瞬間「ほのかな塩素の匂い」「女の子の香水の香り」が混じり合った独特の匂いが鼻を突き抜ける。

赤いライトで照らされたメインバーはおしゃれなニューヨーカーでごった返しており、見たところ今晩は「当たり」のようだ。

まずは軽いウォーミングアップのため、さして興味もない女の子に話しかけて会話を楽しんだ。

ウォーミングアップが終わるころ、テラスにいた3人のセット(注:女の子およびそのグループのこと。「そこにいる金髪2人のセットをオープン(=声かけ)しよう」といった感じで使う)に話しかけた。

プランジの北側テラス。東側にもテラスがある。
出典:©Gansevoort Hotel Group

3人のうち2人はどちらも「マギー」という名前で、残りの1人がどっちかのマギーのいとこらしい。

片方のマギーブルネット(注:栗色やダークブラウンの髪のこと)、もう片方は赤毛で2人とも魅力的だったが、いとこの方はそうでもなかった。

3人対1人で数分ほど話しているとスペードがやってきて会話に加わった。どうやらスペードは赤毛のマギーが気に入ったようだ。

スペードとターゲットが重ならないように僕は目標をブルネットのマギーに定め、ある程度話したのちに連絡先をゲットする。

すると誰かが僕の肩をトントンと叩いたので、後ろを振り返ると見覚えのない金髪の美魔女が、レースの手袋をした色白の女の子と2人で立っていた。

レースの手袋の子は美魔女よりも年下で、かなり可愛くて僕のタイプだ。彼女をレイシーと呼ぶことにしよう。

美魔女「あなたのファッション素敵だわ」

ヒュー「ありがとう」

美魔女「この子がね(レイシーを指差す)、あなたのことカッコいいって」

ヒュー「それはうれしいね。僕はヒューっていうんだけど、お姉さんたち名前は?」

美魔女「私は美魔女、この子はレイシーよ」

ヒュー「そっか。ところでレイシー、僕も君のことが素敵だと思うよ」

レイシー「(嬉しそうに)本当に?」

ヒュー「本当だよ。それじゃあ今から結婚しようか」

美魔女&レイシー「アハハッ!」

レイシー「でもあなたと結婚できるほどお互いを知らないわ」

ヒュー「心配いらないよ、これからお互いのことを知っていけばいい」

レイシー「あなたって面白い人ね」

などと会話しながらエスカレート(注:手を握ったら次はキス、のように二人の関係を次の段階へ引き上げること)していく。

スペードは相変わらずマギーたちと話していたが、横目でスペードが赤毛のマギーの連絡先をゲットしたのを見計らって、スペードの手を引っ張ってこちらのセットに引き込んだ。

するとスペードは赤毛のマギーの連絡先をゲットできてご満悦なのか、僕のターゲットであるレイシーにはちょっかいを出さずに美魔女と話し続けてくれた。

平常運転であればあっという間に僕のターゲットを横取りしてしまうのに、今日はあらかじめ「人の獲物は取るなよ」と釘を刺しておいたのが効いたのだろうか。

別の夜のスペード。ナタリー・ポートマン風美人の
右の子には僕が先に話していたが、スペードがやってきて
あっという間に横取りしてしまった。(筆者撮影)

しばらくエスカレートしながら話していると、レイシーは僕のことが相当気に入ったようだった。

しかしこのぐらいレベルが高い女の子だと、気に入られていても「即日お持ち帰り」できる可能性は体感で2割以下だろう。

かなり頑張れば持ち帰れないこともないのだが、色々な障害(友達から引き離す必要性や、家に行きたくないなどの言い訳、ベッドでグダるなど)を乗り越えるのは相当めんどくさくて疲れる。

当時準上級者だったとはいえ僕は経験上それがわかっていたので、連絡先だけゲットして次のセットに移りたかった。

僕は即日お持ち帰り(いわゆる「即」)には全くこだわっていない。

即などにこだわってあまりレベルの高くない女の子と一夜を過ごすよりも、質の高い美女と映画のようなロマンティックな恋愛がしたいのだ。

もちろんクラブが閉まる時間といった状況やハードルの低さによっては美人でなくてもベッドインすることはあるが、そこそこ可愛い女の子1000人と寝るよりも、たった1人の桁違いの美女と一夜を共にするほうが僕にとっては何百倍も価値があることなのだ。

すると都合がいいことに、美魔女「友達がテンジューン(注:同じエリアにあったハイエンドなクラブ)にいるから、今から行くけど一緒に来ない?」と言い出した。

「プランジ」にはまだまだ可愛い子がたくさんいたので「ごめん、今日はどうしてもここにいないと」と言ってからレイシーと連絡先を交換し、彼女らをエレベーターホールまで見送った。

エレベーターを待っているとレイシーが僕の手を掴んで「本当に一緒に来れないの?」と食い下がってきた。

彼女にキスして「今度デートしよう。約束だよ」と言うと「絶対約束だからね!」と嬉しそうな顔をしながらエレベーターに乗って去っていった。

赤いタイツの美女

その後も何人かの女の子と話したり踊ったりしてから、中のラウンジで少し休憩していると、赤いタイツを履いたべらぼうに可愛い女の子が僕の近くを通ったので、すかさず彼女を呼び止めた。

プランジのメインラウンジ。
出典:©Gansevoort Hotel Group

ヒュー「ねえ、ここで働いている人?(働いているような格好だったため)

赤タイツ「(強い訛りで)いいえ、働いてないけど」

ヒュー「君の訛りは素敵だね。どこから来たの?」

赤タイツ「ポーランドよ」

ヒュー「そうなんだ。ところで君はすごくいい匂いがするけど・・・(間をおいて)晩御飯にニンニクでも食べた?」

赤タイツ「食べてないわ(笑)!」

ヒュー「見た感じ君はプロフェッショナルだね。決めた、今から君は僕の秘書だ」

赤タイツ「秘書?」

ヒュー「そうだよ。秘書はボスの言うことはなんでもきかなきゃならない」

赤タイツ「そんなの不公平だわ!」

ヒュー「それが世の中ってもんさ。ところで僕の名前はヒュー、一番好きな色は白(白いiPhoneを見せる)

赤タイツ「オーマイゴッド!あなた面白い人ね!んー、でも今日は私白いものは何も身につけていないの」

ヒュー「本当かい?それじゃあ残念だけど君はクビだ」

赤タイツ「えーなんで!あなたって本当に面白いわ!」

この時点で彼女の手を引っ張って、一緒に踊りながらエスカレートしはじめた。数分して彼女は踊るのをやめると、フラフラと僕から2メートルぐらい離れ、こちらを見るともなく僕に背を向けて立った。

普通の男はここで諦めてしまうか、彼女に食いついて強引に追っかけてしまう。

この赤タイツの子はかなりレベルの高い美人だったので、そうやって僕が彼女に相応しい男かどうかテストしているのだ。

諦めても失格、必死になって食いついても失格である。こうした状況は何度も経験済みだ。

僕は落ち着いた態度で彼女の方を向くと、彼女を手招きしながら大きな声で「おい、こっちに来いよ!」と呼びつけた。

すると彼女はニコッと笑うと、嬉しそうに僕の元にやってきて一緒に踊ってキスを交わした。

盛り上がったところで彼女の連絡先を聞いた直後、彼女の友達と思われる女の子がやってきて僕ら2人を引き剥がし、あっという間に彼女を連れ去ってしまった。

またコックブロック(注:コック=男性器、ブロック=妨害する、つまりナンパしてくる男の邪魔をする行為)だ。

ニューヨークのクラブシーンではこうしたコックブロックは日常茶飯事である。

コックブロックにムカっとしているところにスペードが現れたので、引き続き色々なセットと話した。

しかし残念ながらその後は特筆するようなことは何もなかったので、「プランジ」を出て近くのダイナーで反省会をしてから午前4時過ぎに帰宅した。

総括(当時の記録より):何人かの美女の連絡先もゲットしたし、個人的にも楽しかったので、全体的には悪くない夜だった。

反省点(当時の記録より):喋りもキレキレだったので、特になし。

良かった点(当時の記録より):可愛い女の子が多い「当たり」の夜だったこと。リラックスして望めたこと。

以上、外国人・NYナンパ体験記4:ルーフトップバーの美女たちでした。


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