こんにちは、ヒュー・マナハタ(@HughManahata)です。
ナンパといえば一般的には夜のアクティビティだと思われており、実際「女の子をナンパしたことがある」という人もきっと夜にナンパをしたという人が多いのではないでしょうか。
僕もアメリカ人の元妻と離婚してナンパを始めようと決意した時、ほとんどの人と同じように最初は夜のバーやクラブで女の子に声をかけることを学びました。
しかし一般的にはあまりメジャーではない昼ナンパ(デイゲーム)が、実は夜ナンパを凌駕する魅力を持っていることに気がついてからは圧倒的に夜よりも昼にナンパすることが多くなりました。
そこで今回は昼ナンパの魅力および夜ナンパとの違い、メリット・デメリットを解説していきます。
アメリカのナンパコミュニティでは昼ナンパのことをはっきりと区別して「デイゲーム」と言います。
「デイゲーム」との対比として夜ナンパのことを「ナイトゲーム」と言ったりもしますが、「夜ナンパ=普通のナンパ」という意識なので普段はわざわざ「ナイトゲーム」とは言いません。
そもそも夜ナンパとは
昼ナンパの素晴らしさを説明する前に、まずは比較対象となる夜ナンパについて説明します。
夜ナンパとは主戦場がバーやクラブ、暗くなった後のストリートでのナンパのことを指します。
夜ナンパは洋の東西を問わずメジャーなナンパなので、ナンパクラスタ以外でも馴染みある人も多いでしょう。
ちなみに僕が「バー」といったときに指すのは「渋いバーテンダーがいる静かで落ち着いたバー」ではなく、基本的にはHUBやパブリックスタンドのような「騒がしいが、クラブほどダンスダンスしておらずに会話できる場所」を指します。
ただしアメリカのバーはもっと暗いですし、僕はHUBみたいなカジュアルな場所は好きではないので、もう少しオシャレなバーに行きますが。
欧米では日本のような渋いバーはあまり人気がなく、上記のような「騒がしいバー」か「ダンスがメインのクラブ」が欧米の出会いの2大スポットになります。
エド・シーランの「Shape Of You」の歌い出しにこんな一節がありますよね。
「The club isn’t the best place to find a lover so the bar is where I go」
(クラブは恋人を見つけるのには最高の場所じゃないから、僕はバーに行く)
クラブだとうるさくてあまり話せずお互いのことをよく知れないため、どちらかというと一夜限りの関係が多くなりがちなことを意味していると思われます。
夜ナンパのメリット
まずは夜ナンパのメリットから紹介していきます。
1. ナンパの基本を学べるので非モテの初心者でも始めやすい
夜に歓楽街で出会いを求めるのは世界共通なので、ナンパをしてもあまり浮くこともなく、女の子も話しかけられることに慣れているため女性経験が少ない初心者〜中級者がナンパの練習を積むのに最適です。
2. 女の子の絶対数が多いので数をこなしやすい
バーやクラブなどには「夜遊びしたい」「素敵な出会いが欲しい」という女の子が「声をかけられることもある前提」で狭いエリアに集まっているため、ガンガン量をこなして経験を積むことができます。
あまり経験値のない初心者が声をかけて失敗しても次の子に行きやすいので、短い時間で何人もの女の子にアプローチすることができます。
3. クレイジーで楽しい
ほとんどの人がお酒を飲むため、シラフの時とは全く違うノリと会話になることが多いです。
女の子側もお酒の力で普段とは全く違う面を見せますし、何かしらクレイジーなことが起こったりするのも夜ナンパの特徴です。
ニューヨークでは特にこの傾向が強く、まるで予想だにしていなかったような冒険となる夜もあります。「良い意味でクレイジー」なこともあれば、「悪い意味でクレイジー」なこともありました。
僕の体験のごく一部を挙げると、
- バーで美人をナンパして一緒に踊っていたら、彼女よりふた周りは年上のダンディな旦那さん(金持ちの開業医)がやってきて「俺のワイフをナンパするとは度胸のあるやつだ」ととても気に入られ、それからは家に招待されるなどよく遊ぶ友達になったこと
- ナンパした女の子のグループに「この後知り合いの家でアフターパーティがあるから行こう」と言われ、ついて行ったらいかがわしい薬物パーティみたいな場所だったので速攻で逃げたこと
などがあります。
ニューヨークには金持ちが多いので「バーで知り合ったばかりの知らない人同士で金持ちの家にお邪魔し、お酒をふるまってもらう」というケースは結構多いです。
夜ナンパのデメリット
次に夜ナンパのデメリットを紹介します。
1. 昼間よりも女の子のレベルが低い
日中に外出しない女の子はまずいませんが、「夜バーやクラブには出かけない」という女の子は結構多いため概して昼間よりも女の子のレベルが落ちます。
しかも夜出かけない子の中には可愛い子がたくさんいるため、夜ナンパだけでは絶対に出会うことができない層が出てきてしまいます。
日中のストリートの方が可愛い子を見かけることが多いのはニューヨークも東京も共通ですね。
2. 女の子のガードが固め
夜は酒の勢いでナンパしてくる男が一気に増えるため、女の子のガードが固くなりがちです。
また大抵の場合女の子は1人でバーやクラブに出かけないため、グループを相手にうまく立ち回る必要があります。
夜のストリートであれば1人でいる子もいますが、その場合でも普通は昼よりかなりガードが固めです。
そういった背景もあり夜ナンパは昼ナンパとは全く違う戦略が必要になるのです。
ちなみによく知られるように、夜1人でバーやクラブに出かけるような女の子は基本的に攻略が楽です。
個人的にも欲望に正直な子は全く嫌いではないですし、そういう子を蔑視したり貶めているわけではありませんが、事実として「夜1人で出かけるのはメンヘラ気味だったり、一夜限りの出会いを求めている女の子」が多いです。
3. 全てが嘘くさい
女の子側もお酒が入っており素の自分ではないため、クレイジーなノリで出会ってから普通のデートなどにつなげようとすると「夜に出会った時のノリ」と著しく乖離するためうまくいかないことが結構あります。
また上記で「昼ナンパとは違う戦略が必要」と書きましたが、それはつまり素の自分ではない「仮面を被った嘘の自分」として女の子にアプローチすることに他なりません。
初心者や中級者が上達している間は楽しいため「仮面を被った嘘の自分」が気になるようなことはありませんが、上級者になるとほとんどの人がナンパする回数を減らしたり引退してしまうのは、この「素の自分ではない嘘臭さ」にどこか虚しさを感じて疲れてしまうからではないでしょうか。
4. スキルがすぐに錆びつく
前述の通り夜ナンパは「仮面を被った嘘の自分」として面白いことを言ったり女の子の気を引くため、日常的に出かけて常にテクニックを磨いておかないとスキルがどんどん錆びついてきます。
5. 夜遊びは基本不健康
夜更かししてお酒を飲むわけですから、夜ナンパはあまり健康にいい活動ではありません。
特に日本では2019時点でも屋内で喫煙可能な場所だらけというグローバル水準からみて10年以上は遅れているクソみたいな状況だったので(注:ニューヨークおよび欧米のほとんどの大都市では、2000年代後半には屋内全面禁煙が実現)、僕も東京で夜出かけた時にはタバコ臭さに辟易します。
2020年からやっと飲食店で限定的に禁煙が始まりましたが、バーやクラブではまだまだ喫煙可能ですし、小さな飲食店でも喫煙が可能など、こういう遅れたことをやるのはさっさとやめてもらいたいです。
僕は日本人なので基本日本のことは好きですし、日本が文化・経済面で世界に誇れる国であってほしいと常に思っています。
しかし残念ながら日本にはグローバル水準からみて明らかに遅れている物事が多いため、これはとても悔しく思っています。
そのため変わってほしい一心から「日本遅れすぎ」と強い口調で言ってしまうわけですが、そうすると決まって「日本は日本のやり方が云々」というアホな人が出てきます。
当然日本文化で良い部分はそのまま守ったら良いでしょう。しかし例えば差別などで世界的に遅れをとっている分野があるのであれば、これは是正する必要があります。
中東の一部の国を見て女性は車を運転する資格がないとか、参政権がないとか、差別されている状況を見て「遅れてるな」と思うのであれば、日本も欧米から見ると同じように見えてしまっているということを意識してもらいたいですね。
6. トラブルに巻き込まれる可能性がある
お酒が入った人同士が集まれば、当然トラブルが起きる可能性が高くなります。
東京ではどうだか知りませんが、ニューヨークでは僕も酔っ払った男に喧嘩をふっかけられたり、性格のねじ曲がった女の子に「あのアジア野郎にひどいことを言われた」と彼氏を呼ばれ絡まれたりなどの軽度のトラブルにはそこそこ遭遇しました。
不思議と殴られたことは一度もありませんが。
夜ナンパの話が長くなりましたが、次に昼ナンパについて解説していきます。
昼ナンパ(デイゲーム)とは
昼ナンパ(デイゲーム)とは、日中のストリートやカフェ、本屋、その他あらゆる日常空間で声をかけるナンパのことです。
主に外が明るい時間帯のナンパを指しますが、お酒が入っていない状況であれば昼間以外でも広義の「デイゲーム」の範疇に入るシチュエーションもあります(例:夕方のカフェで出会うなど)。
昼ナンパ(デイゲーム)は僕が夜ナンパで上級者になる前からぼちぼちとやっていましたが、実は大の苦手でした。
しかし夜ナンパで上級者になってから本格的に取り組もうと思い、そこから数ヶ月で一気にデイゲームもマスターします。
数ヶ月で上達したのには、練習量のほかにも僕の周りにデイゲームが桁外れに上手いメンターが複数いたことが大きな要因になりました。
ラッキーなことに彼らとしょっちゅう出かけていた僕は、ことあるごとにアドバイスをもらっていたのです。
そんなメンターの教えと自分の経験を合わせてさらに研鑽を重ねた結果、いつの間にか僕は夜ナンパよりも昼ナンパの方が得意になってしまいました。
メソッドとしてある程度まとまっているので、そのうち僕が知りうる昼ナンパの全てを紹介できたらと思います。
昼ナンパ(デイゲーム)のメリット
それでは昼ナンパのメリット(=昼ナンパの魅力)を紹介していきます。
1. 夜ナンパで出会える子よりもかなりクオリティの高い子に会える
「夜のバーやクラブに絶対に出かけない子」というのはどこの国にも一定数いますが、昼間外出しない女の子はまずいません。
そのため昼間は夜ナンパではほとんど出会えないようなクオリティの高い女の子に出会うことが可能です。
外見はもちろん、そういう子は「性格が穏やか」だったり「人としての深み」がある子も多く、総合的なクオリティが目に見えて高いのです。
夜出会える子にはスレた感じの子も多いので、ぜひ昼ナンパでクオリティの高い女の子と付き合ってみてください。僕のように夜ナンパがバカらしく思えてくるかもしれません。
2. 女の子のガードが緩い
日中は夜とは違い酒の勢いでナンパしてくる男がほぼいないため、女の子のガードがかなり緩めです。
もちろんキャッチが多いような場所であれば女の子もそれなりに警戒していますが、少し離れた通りに行けばほとんどの女の子のガードが緩んでいます。
つまり夜ナンパであればガードが固く全くノーチャンスな子でも、日中であればチャンスをもらえることが多いのです。
さらに夜だとグループで行動している女の子でも、昼間は1人で外出していることが多いためグループを相手にする必要が全くなくなります。
女の子は「友達にどう思われるか」をかなり気にするため、周りに友達がいる時には簡単に連絡先を教えないような子でも、日中1人でいる時ならあっさりと連絡先を教えてくれたりします。
3. 予定が詰まっておらず時間に余裕がある子が多い
魅力的な女の子であればほとんどの夜は予定で埋まっており、夜のストリートだとどこかに急いでいる子に話しかけて立ち止まってもらうのはなかなか難しい。
しかし昼間であれば差し迫った予定も少なく時間に余裕があるため、声をかけた時に立ち止まってもらえることが多くなります。
立ち止まってもらえれば連絡先のゲットはほぼ確定なため、たくさんの可愛い子にアプローチできれば夜ナンパよりもハイクオリティなデート候補の母数を増やすことができます。
4. 嘘くさいナンパ感がなく、自然な出会いになる
夜と違ってお酒が入っていない+女の子のガードが緩いため、嘘くさいネタナンパや「素の自分とは違う」ノリでアプローチする必要が全くありません(逆に素の自分以外だと失敗しやすくなります)。
夜ナンパはテクニック偏重なので、時にいかに面白いことやクレイジーなことをやってのけられるかが肝要になりますが、昼ナンパは普通に素の自分のまま話しかけるだけで十分なのです。
前述の通り「女の子の総合的なクオリティが上がる」ことに加え「嘘くささがなく自然な出会いになる」ため本当に精神的に満たされる出会いが増えます。
僕は夜ナンパで「映画のようなロマンティックな出会い」を経験したことはあまりありませんが、昼ナンパで出会った女の子とは「映画のようなロマンティックな恋愛」を何度も何度も経験しています。
普通に生きている大多数の人が一生のうちに数えるほどしか経験できないような、映画のような素晴らしい恋愛を何度も繰り返し経験できるからこそ、僕は圧倒的に昼ナンパ派なのです。
以前も言った通り、僕はナンパ自体は別に好きでもなんでもありません。ただ魅力的な女の子と「映画のようなロマンティックな恋愛」を楽しみたいだけなのです。
5. 素の自分で勝負できる=スキルが錆びつかない
夜ナンパはテクニックに依存する割合が高いため、出かけなくなるとすぐにスキルが錆びついてしまいます。
しかし昼ナンパでは「素の自分」で勝負するため、出かけなくなったところで「素の自分」が変わるわけもなく、スキルが錆つくことはありません。
6. 夜遊びと違い健康的
夜更かしするわけでもお酒を飲むわけでもないので(飲みたい人は飲めばいいですが)、夜ナンパよりもかなり健康的な活動です。
7. 夜ナンパと違ってトラブルに巻き込まれづらい
昼間はお酒が入っていない人が多いため、当然ながら夜よりもトラブルに巻き込まれる可能性が著しく低下します。
僕も夜とは異なり昼ナンパ(デイゲーム)中にトラブルに遭遇したことは一度もありません。
ただ僕の知り合いは本屋で手当たり次第にナンパしまくってお店に通報され出禁になったので、夜ナンパのノリでバカげたことはやらない方がいいでしょう。
昼ナンパ(デイゲーム)のデメリット
僕的にはあまりデメリットではないのですが、一応いくつか書いておきます。
1. 素の自分の魅力で勝負するため、非モテの初心者向けではない
夜ナンパと違いテクニックで自分の魅力のなさをテクニックでカバーしづらいため、非モテの初心者にはあまり向いていません。
そのため非モテの初心者や中級者は、まずは夜ナンパで経験を積むことをおすすめします。
逆にある程度の女性経験がある非モテではない人であれば、ナンパ経験が少なくても結果を出すのは難しくないと思います。
2. 女の子がバーやクラブほど密集していないため、連続して声をかけづらい
バーやクラブであれば狭いエリアに女の子が密集しているためガンガン声をかけることができますが、日中だと女の子が様々な場所に散らばっているため同じペースで声をかけるのは難しくなります。
日本だとたまに駅前などでたむろして目をギラつかせながら声を掛ける相手を物色している人がいますが、女の子から見てもバレバレで不自然ですし、「駅前=電車に乗る、または降りて何処かに行く」目的がある場合が多いので、駅前にとどまってナンパすることはおすすめしません。
3.「即」お持ち帰りできる数が減る
僕は「即」には全くこだわっていないのでデメリットでもなんでもありませんが、気になる人がいるかもしれないので一応言っておきます。
日中はお酒の力もなく、夜のいかがわしい感じが全くないので即日お持ち帰りとなるパターンは減るというわけです。
4. クレイジーな楽しさはない
昼ナンパはお酒が関わらない活動になることが多いため、夜ナンパのようなクレイジーで何が起こるかわからないようなスリルや冒険感はあまりありません。
ただそれを差し引いても十分有り余るほどの素晴らしい経験をすることができるのは間違いないですね。
昼ナンパ(デイゲーム)を総括すると
「数重視&夜出会える女の子のクオリティでも満足できる人」は夜ナンパを続ければいいと思います。
しかし「質重視で夜ナンパのクオリティに満足できない人」や「夜ナンパを続けてきてある程度結果が出ているが、なぜか充実感をあまり感じられない人」には強く昼ナンパを推したい。
僕は夜ナンパで上級者になってからも、昼ナンパに覚醒するまでは素の自分の魅力で勝負してこなかったので、真に自信のある男とは言えませんでした。
夜ナンパでいくら切れ味抜群の派手なスキルで女の子をメロメロにすることができても、テクニックを取り去ったら自分などただのつまらないヤツなんじゃないか。
そんな風にしか思えなかったのです(実際テクニックとルーティンを除いた当時の自分の中身は空っぽでした)。
しかし昼ナンパをすることによってどんどん「素の自分」としての経験値が増え、成功体験を積むことによって自分の内面が大幅に磨かれる経験をしたのです。
その効果で人生のあらゆる方面に意識が向き、当時すでにハマりつつあった自己研鑽により一層身が入るようになりました。
そういうわけで僕は昼ナンパ(デイゲーム)が最強のソリューションであると提言したいと思います。
以上、昼ナンパ(デイゲーム)が最強のソリューションである。夜ナンパとの違いとメリット・デメリットでした。
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