こんにちは、ヒュー・マナハタ(@HughManahata)です。
外国人・NYナンパ体験記17:年末年始〜春、およびアレクサ・チャン似のヒッピーガール(前編)からの続きです。
アレクサ・チャン似のヒッピーガールとの出会い
年が明けて春になり、やっと今回の女の子との話になる。
実はこの子との出会いは前年の4月まで遡る。つまり約1年前に出会ったわけだ。
いつものごとく友達とユニオンスクエア(注:14ストリートにある広場。ストリートナンパのメッカでもある)でデイゲーム(注:日中のストリートナンパのこと)をしていたところ、ベンチに男と2人で座っている文句なしに可愛い顔をした彼女を見かけた。
顔立ちや雰囲気が若い時のアレクサ・チャンに似た青い目の美人で、唯一大きく異なっていたのは彼女がヒッピーっぽいスタイルだったことだろう。
僕は普段デイゲームをする時には原則1人でいる子にしか話しかけないが、たまたまこの日は友達と交互にアプローチする女の子を指名し合っていた。
そして指名されたら必ずアプローチしなくてはならないため、友達が「男と座っているあの可愛い子にアプローチしてこい」と指名してきたので話しかけたのだ。
ベンチに座っていた彼らがいかにもカップルという感じであればトラブルも起こりえるのでさすがに話しかけなかっただろうが、2人の距離感はどう見てもカップルではなかった。
おそらく初デートか何かだろう。
なお「友達と交互に指名し合う+強制的にアプローチしないといけない」というのはスキルを鍛える上で非常に効果的なので、一緒に出かけるパートナーがいる人は是非試して欲しい。
僕らは言い訳してアプローチしないことを避けるため、$20ドル札(=感覚的には2,000円ぐらいだ)を20枚ほど用意してパートナーに渡し、アプローチするたびに$20ドルづつ返してもらうということをやっていた。
ポカポカした春の日差しの中、2人が座っているベンチに近づいて立ったまま声をかけた。
ヒュー「やあごめんよ、お邪魔する気はないんだけど、君があまりにも可愛くてつい話しかけちゃった」
ヒッピーガール「あらお構いなく!友達と話してただけだから」
普通の白人の男「(彼女が「友達」と言ったのを聞いて明らかに動揺する)」
ヒュー「(すかさず彼女の横にスッと座る)そっか、僕はヒュー。君は?」
ヒッピーガール「アリソンよ」
普通の白人の男「ジョン・ドウだ」
ヒュー「お会いできて光栄だよ。ところで君のブーツ(カウボーイブーツを履いていた)は素敵だね、どこでゲットしたの?」
アリソン「ありがと!これは地元のリサイクルショップで見つけた掘り出し物よ」
ヒュー「そっか、そのネックレスや指輪なんかも似合ってる。とってもおしゃれだね」
アリソン「あはは、ありがと!あなたのスタイルも素敵だわ!」
ヒュー「ありがとう。全部日本で買ったんだよ、アメリカだとサイズが大きすぎて着れる服がないから」
アリソン「えー日本で!?サイコーにイカしてるわ!」
話してみた感じ、アリソンは底抜けに明るくてフレンドリーな子のようだ。
それとここまでジョンと名乗った男が愛想笑いをするだけで不自然なほど会話に入ってこない。別に会話に入ってきたら入ってきたで構わないのだが(むしろそちらの方が自然だ)。
ヒュー「普段は何してる人なの?」
アリソン「私は売れない女優をやってるわ(笑)」
ヒュー「はは。そういえば僕の友達も役者を目指しててHB Studioっていうところで演劇のレッスンを受けてるよ」
アリソン「あそこは有名よ!有名な俳優もたくさん通ってたし」
ヒュー「そうなんだ。映画・TV・舞台のどれを目指しているの?」
アリソン「映画とTVのオーディションを受けてるの」
こんな感じで会話を続け、15分ほど話したところで彼女の連絡先を聞くと、ジョンと名乗る男はイラついた様子で僕らのやり取りを眺めていた。
ヒュー「君って面白いね。今度遊ぼうよ、連絡先は?」
アリソン「ふふ、ありがとう。はい(連絡先を入力する)」
どうやら彼女は23歳らしい。
一旦連絡が途絶えるが・・・
連絡先をゲットしてからメッセージをやり取りしていたものの、彼女のように可愛いくて気まぐれな子は男からモテモテでデートに連れ出すのが本当に難しい。
都合がつかなかったりドタキャンされながらも諦めずにメッセージを続けていたが、数ヶ月経った頃「カリフォルニアに引っ越すことにしたの」と言い残してニューヨークを去ってしまった。
そして最後のメッセージから半年以上経ったこの年の1月下旬、突如「ニューヨークに戻ってきたわ!」メッセージがあったのだ。
そこから再びメッセージをやり取りするようになったわけである。
ただ相変わらずデートに連れ出す難易度は高いままで、なかなかデートまでこぎつけることができなかった。
3月下旬の土曜日。1年越しのデート
彼女がニューヨークに戻ってきてからさらに2ヶ月ほどが過ぎた3月下旬の土曜日。
気温は20度、快晴でそよ風が気持ちよく、3月にしては珍しく春らしい陽気の日だ。
居ても立ってもいられず僕は午後2時ごろに家を出て、友達と合流するためにユニオンスクエアへ向かった。
いつものごとく友達とデイゲームをしながら、合間に彼女を含む未デートの女の子たちにメッセージを一斉投下する。
以前であれば「用事があって無理」だとか「これからどこそこに行くから、その後なら行くかも」などという感じだったのに、明らかに違う返事なのが気になる。
実際にデートが実現するまでは確定ではないが、この時点で僕は9割方彼女がデートにやってくるだろうなと思った。
連絡があるまで僕は友達とデイゲームを続け、何人かの女の子の連絡先をゲットする。
すると午後4時半ごろアリソンから連絡があった。
彼女がかなり可愛いかったのは覚えているが、ほぼ1年ぶりに会うので実際どんな顔をしていたかはうろ覚えだ。
銅像の前に行くと、オレンジ色のヒッピーっぽいドレスを着た彼女をすぐに見つけることができた。
顔を見た瞬間一気に記憶が蘇り、レベルが高い女の子だと記憶していたのは間違いではなかったことを実感した。
売れていようがいまいが、女優を目指すぐらいなので可愛いのは当たり前だろう。
何かの役で映画やTVに出ていてもおかしくないルックスだ。
お気に入りのバーへ連れて行く
ヒュー「やあ久しぶり」
アリソン「本当に久しぶり!」
ヒュー「会ったのは1年ぐらい前だからね。相変わらず元気そうでよかった」
アリソン「ふふ、いつも通り元気よ」
ヒュー「それじゃあ一杯飲みにいこうか」
アリソン「オーケー」
こうして2人で僕がお気に入りのハイエンドなバーに向かう。
午後5時のバーは人もまばらで、お気に入りの席に座ることができた。
アリソンは前と変わらずヒッピーぽくてフレンドリーなので、とても話しやすい。
最初は打ち解けるために普通に話していたが、アルコールも入ってきたので徐々にセクシャルな話を織り交ぜる。
ヒュー「前に付き合ってたフィンランド人の女の子がすごい酒乱でさ」
アリソン「うん」
ヒュー「一緒に出かけると一晩でワイン10杯とか飲んで、酔っ払って騒ぐから大変だったよ」
アリソン「そんなに飲むのね」
ヒュー「で、一緒に家に帰ってきてもやれ音楽をかけろだの、やれもっとアルコールをよこせだのうるさくて」
アリソン「あはは」
ヒュー「僕的にはさっさとセックスして寝たいだけなのに毎回そんな調子で参ったよ。君は酒乱と付き合った経験はある?」
アリソン「うーん、ないかしら」
ヒュー「結構飲むタイプ?」
アリソン「うん、私は普通に飲めるわ」
ヒュー「そっか、僕はお酒に弱いから数杯で限界だね。(もっているグラスを指差して)これが1杯目だからあと2杯まで」
アリソン「お金がかからなくていいじゃない!」
ヒュー「よくそう言われるけど。僕が1杯飲む間に君も1杯じゃ不公平だから、もう1杯飲みなよ」
アリソン「確かにそうね。じゃあもう1杯飲もうかしら」
ヒュー「そうこなくちゃ」
こんな感じにだんだんと距離が近くなっていく。2時間ほど飲んで話した僕らは、すっかり打ち解けていた。
「プランジ」へと移動
午後7時半ごろ最初のバーを出て、行きつけのバーである「プランジ」へと向かう。
まだ早い時間帯だが天気が良かったからか「プランジ」はいつもより混んでいた。
最初のうちは1件目のバーと同じくじゃれ合ったりしていたが、夜10時ごろDJがやってきて音楽をかけ出したので、僕は彼女の手を引いて一緒に踊り始めた。
ダンスは一気に熱量を上げることができるため、エスカレート(注:手を握ったら次はキス、のように二人の関係を次の段階へ進めていくこと)するのにぴったりなのだ。
僕が3杯目のアルコールを飲みだす頃、アリソンは6杯目を飲んでおりさすがに酔いが回っているようだった。
セクシャルなダンスをしばらく続けた後、僕はだんだん彼女を荒っぽく扱いだす。
ヒッピー系の子は荒っぽくされても全く気にしないので、僕はどんどんギアを上げてセクシャルなことを言いまくった。
ヒュー「君って本当にユニークだね。君と子作りしたらきっとすごくスペシャルな子ができると思うよ」
アリソン「うふふ、私もそう思うわ」
ヒュー「それじゃあ明日からハネムーンに行こうか。フィジーあたりにでも」
アリソン「素敵!是非行きたいわ」
ヒュー「想像してみて。透明な海で泳いで、ビーチでくつろぐ。それからディナーに行って、ホテルに戻るのさ。それからどうすると思う?」
アリソン「どうするの?」
ヒュー「○○○○○○○○○○○○○○○(自主規制)」
アリソン「まあ!」
ヒュー「そして次の日の朝には優しいキスで起こしてあげるよ。こんな感じにね」
そう言って彼女にそっとキスすると、舌がからんできてメイクアウト(注:いわゆるディープキス)していた。
そのまま連れて帰り、あっさりベッドイン
熱量も上がりきったところで、彼女の手を引いてバーを出てタクシーを捕まえる。
この時点でアリソンはイチャつきたくてしょうがなかったようで、僕の家に向かうタクシーの中でもずっとキスしていた。
「バーを出る→タクシーに乗る→部屋に上がる」まで何の抵抗もなかったため、僕はアリソンが部屋に入る前から「今晩はこの人と寝る」と決めていたことはなんとなくわかっていた。
部屋に入るとメイクアウトしながらベッドまで直行し、服を脱いでLMR(注:ラスト・ミニット・レジスタンス=最終抵抗、いわゆるグダり)がないままあっさりベッドインとなった。
「ヒッピー系の子は普通の子より股が緩い」というのは経験上知っていたので、ある程度予想していたことではある。
ベッドに横たわりながら僕を撫でる彼女に、なんで今日急にデートに出てきたのか聞いてみた。
ヒュー「ところでなんで今日に限って急にデートに出てきてくれたの」
アリソン「ニューヨークに帰ってきてからメッセージをやり取りしてたでしょ」
ヒュー「うん」
アリソン「何回も会おうとトライし続けてくれたでしょ」
ヒュー「うん」
アリソン「だから今日誘われた時、『これだけ誘ってくれてるし、どれほどの人か確認だけでもしよう』って思ったの」
ヒュー「そっか」
アリソン「だから『今日絶対この人に会わないと!』って思ったわ」
ヒュー「誘った甲斐があったよ」
アリソン「あと最初出会った時なんだけど」
ヒュー「うん?」
アリソン「私が男の人と座って話してたのに、それをものともせずに話しかけてきたじゃない」
ヒュー「そうだったね」
アリソン「それがすごく男らしくて素敵って思って、印象に残ってたの」
ヒュー「はは、そうなんだ」
こんな感じで楽しい夜を過ごしたのだが、彼女がかなり気まぐれだったことと、僕の都合がつかなかったこともあり残念ながらいつの間にかフェードアウトしてしまった。
総括:とびきり可愛くてフレンドリーだが気まぐれだったので、ベッドインできたのは運の要素もあるだろう。
ただ前述の通りヒッピー系の子は割とすぐに男と寝るため、デートに連れ出せた時点でイケるなとは思った。
レベルの高い女の子は連れ出すのが本当に大変だが、逆にデートに出て来た場合あちらも「それなりに時間を使う価値がある男」と認めていることになるため、うまくいく可能性は高くなる。
反省点:いつも通りだったので特に無し。
良かった点:どちらかと言えばスキルというよりもラッキーだった感があるので、こちらも特に無し。
以上、外国人・NYナンパ体験記17:年末年始〜春、およびアレクサ・チャン似のヒッピーガールでした。
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ヒュー「いまユニオンスクエアで遊んでるんだけど。楽しいから来なよ」
アリソン「割と近くにいるから、あとで行くわ」