こんにちは、ヒュー・マナハタ(@HughManahata)です。
フィールドレポート(体験記)その20になります。
まずは注意事項から。
フィールドレポート(ナンパ体験談)はあまり書くタイプではなかったので、文章として記録したものはあまり多くありませんが、
「実際海外(というかニューヨーク)でのナンパってどうなのよ?」
という人のために、残っている記録の中から実体験を紹介していきたいと思います。
主にアメリカのナンパコミュニティに英語で投稿したものを翻訳+加筆修正したものなので、以下の点についてご了承の上お読みください。
- 翻訳したものなのでノリと文体が異なります。
- 細かく注釈はつけますが、アメリカおよびナンパコミュニティ独特の単語や言い回しが出てきます。
- 文章を書いた当時の情報であるため、状況が変わっていたり、現在は無い場所が登場している場合があります。
- ノンフィクション(実話)なので、本人に迷惑がかからないよう名前やディテールを変えている場合があります。
- その他の話は【外国人ナンパ】白人美女とのNY恋愛体験記:全話まとめからどうぞ!
近況(※当時の記録より)
さらに多くの女の子と出会い続けてきた結果、僕は以前にも増して女の子の質を追求するようになってきた。
来月(注:7月)になれば仕事のシフトが変わって平日の夜にデートができなくなってしまうこともあり、そうなれば週末のみで「出会い・デート・友達や同僚と遊ぶ・付き合っている女の子たちと遊ぶ」の全てをこなさなくてはならない。
そのため「そこそこ可愛い」ぐらいの女の子とデートしているヒマなどないのである。
僕は色白で細いティーンっぽい見た目の女の子が好きなのだが(注:アメリカ人の友達からはロリコンとバカにされるが、見た目が大人びた白人だからこそだ)、夜ナンパでバーに繰り出してもそういう子を見かける機会はほぼない。
ニューヨークでは21歳以上でないと夜10時以降のバーやクラブには入れないので、10代の女の子を夜ナンパでほとんど見かけないのは当たり前である(注:ただし高レベルの女の子にはそんなルールなど適用されない場所も多い)。
そういう10代の女の子は基本日中でしか見かけないため、僕はさらにデイゲーム(注:日中のストリートナンパのこと)にのめり込んでいった。
デイゲームでの出会いは自然かつロマンティックな恋愛を経験することができるので最高だ。対して夜ナンパはクレイジーで楽しいが、特有の「嘘臭さ」に時々疲れを感じてしまう。
そのため僕にとっての夜ナンパはあくまでも「女の子に出会えるというボーナス付きで、友達と遊ぶこと」という位置付けへと変化していった。
出かけるたびにギラギラしながら女の子を見れば片っ端から声をかけるようなフェーズは完全に卒業したのだ。
また離婚してからの数年間僕の人生はナンパと恋愛を中心に回っており、それはそれで楽しかったのだがそろそろそれ以外の面にもフォーカスする必要があると感じてきた。
女の子や恋愛はどこまで行っても自分の人生の1つの面でしかなく、ナンパに熱中しているだけでは「人生で達成したい重要な目標」を成し遂げることは不可能だからだ。
それにたくさんの女の子と付き合う中で気づいてしまったことがある。
それは「そんなに入れ込んでいない10人の美女と同時に付き合うよりも、大好きな1人の美女と深く付き合う方がはるかに満足度が高い」ということだ。
これは決して「そんなに入れ込んでいない10人の美女と同時に付き合う」のがつまらないと言っているわけではない。実際楽しいのだが満足度としては劣るということだ。
なので次に熱中できる女の子を見つけた場合、正式な彼女にしてしまうかもしれないな、などと考えていた。
それともそれぐらい熱中できるような美女を10人見つけ、その状態でも前述の「複数人の美女と付き合うよりも1人の大好きな美女と付き合った方が満足度が高い」というセオリーが正しいか検証してみるのもいいだろう。
18歳のロシア人美女との出会い
前置きが長くなったが本題に入ろう。
6月も中旬に差し掛かり、ニューヨークもいよいよ夏本番という陽気である。
そんな夏らしい金曜日の夕方、僕は友達のダブルD(イタリア系アメリカ人、プロモーター)とユニオンスクエア(注:14ストリートにある広場。ストリートナンパのメッカでもある)付近でデイゲームをやっていた。
ダブルDはプロモーターなので、可愛い女の子をクラブに連れて行くことで一人頭いくらという風にクラブから支払いを受けている。
そのため彼も女の子をナンパして常に新しい連絡先を補充しなければならないのだ。
ついでに言うと彼はクラブに連れ出した女の子の中からお気に入りの子を選び、その子をお持ち帰りすることが多いため彼にとってプロモーター業は趣味と実益を兼ねている。
僕はこの日あまり体調がすぐれなかった(ナンパ・デートは体調管理が大事である)のと、数時間後にデートの予定(注:外国人・NYナンパ体験記19:真面目なドイツ系アメリカ人の女の子で出てきたカタリナとの初デート)があったので女の子にはあまり積極的に話しかけてはいなかった。
ダブルDと話が盛り上がっている最中、ちょっとおしゃれで可愛いっぽい女の子(注:顔を隠すような大きなサングラスをしていたため、パッと見で可愛いかどうかわからなかった)が前から歩いてきて、そのまま僕らの横を通り過ぎた。
ダブルDが「おい、あの子と話してこいよ」と彼女を指さしたため、僕は「わかったよ、別にどうでもいいけど話してくるよ」と半分嫌々ながらもアプローチすることにした。
友達と一緒にナンパしている時に「あの子に話しかけろよ」と言われたらできる限り話しかけるべきである。
なぜなら自分1人ではアプローチがめんどくさいと思ってしまう子や、今回のようにパッと見で弾いてしまうような隠れた美女に出会える可能性があるからだ。
僕は気が向かないままくるりと振り返ると、急ぎ足で彼女を追いかけて彼女の横に並んで歩きながら話しかけた。
ヒュー「やあ、君が魅力的だから話しかけちゃった」
サングラス美女「・・・(ちらりとこちらを見るが無反応)」
ヒュー「ファンキーなサングラスだけど似合ってるね」
サングラス美女「・・・」
ヒュー「それに君のファッションは最高だね」
サングラス美女「そう・・・」
ヒュー「ところで僕はヒュー、君は?」
サングラス美女「イリーナ」
こんな感じであまり相手にされない。
しかし完全にシカトされているわけではなく、反応は薄いものの一応こちらを見て話を聞いているので1分ほど彼女の隣を歩きながら話し続けてみた。
どうやら彼女はロシアから夏休みの間だけニューヨークに来ている18歳の高校生らしい。
コテコテのロシア人なので英語はあまりうまくない。僕が言っていることの7割ぐらいしか伝わっていないようだ。
それにロシア人なのであれば冒頭の冷たい反応も説明がつく。
フレンドリーなアメリカ人の女の子と比べ、ロシア人の女の子は出会い頭はかなり冷たい反応をすることが多いのだ(注:ロシア人については【実体験】ロシア人美女の特徴・出会い方・彼女の作り方全13個 & 付き合ってみた感想を参照してほしい)。
もちろん日本で見かけるような日本が好きで来ているようなロシア人はかなり特殊なため、また違った反応になると思われる。
即デートに連れ出す
出会い頭の冷たい反応さえ通り過ぎてしまえば、ロシア人の女の子は概して女の子っぽくいい子であることは熟知している。
少し言葉を交わしたことで僕のことを「変なやつじゃない」と思ったからか、僕が歩みを遅らせるとイリーナも歩調を合わせて歩みを遅くする。
僕がさらに歩みを遅くして完全に立ち止まると彼女も立ち止まった。これは興味があるという明確なサインだ。
彼女に「ちょっと散歩しよう」と言い、ユニオンスクエアの柵まで歩いて腰をかけた。
柵に腰掛けながら5分ほど何でもない普通の話をする。まだ英語があまりうまく話せないとか、ロシアの夏休みはどうだとか。
この時点でイリーナはまだ大きなサングラスをかけていたため顔が見えづらく可愛いのかよくわからなかったが、数分後にサングラスを外すと予想以上に可愛くて少し驚いた。
身長168cmほどの彼女は「色白の肌、綺麗に通った鼻筋、いかにも10代っぽいほっそりとした見た目」など僕の好きな特徴を持つ美女だったのだ。
女の子はメイクやアクセサリーで大きく見た目が変わるため、一瞬では可愛いか判別できなくても実は可愛い子が結構いる(逆説的に、一瞬で美人だなと思える子は本当にレベルが高い場合が多い)。
15分ほど話した後、彼女が「友達に会いに行かないと」と言い出したので「ちょっと見せたいものがあるから一緒に来て」と言うと、僕についてくることにあっさりと同意した。
歩いてすぐのハイエンドなバーに連れて行き、ソファに隣り合わせに座ってお酒を注文する。
バーでは特に女の子ウケのいい会話をするでもなく、ごく普通の会話を続けた。
デイゲームで出会った女の子とは「素の自分のまま自然体で話せば十分」なので、手相を見るなどの奇妙で不自然なテクニックを使う必要などないためだ。
会話のトーンとしては会社の同僚と話す時に近いだろうか。
同僚であれば友達ほど仲良くはないので、友達同士で話す時よりも下品な話し方をしないからだ。
とはいっても会話自体が盛り上がらないわけではない。
隣に座ったイリーナの手を握ったり、指でちょっと突いてみたり徐々にエスカレート(注:手を握ったら次はキス、のように二人の関係を次の段階へ進めていくこと)していく。
デイゲームで出会った場合、エスカレート自体も複雑なテクニックを使う必要は全くなく、何の変哲もない普通のデートのごとく進めるだけで問題ない(それがわからない人はデート経験を積もう)。
しばらくするとイリーナはずいぶんリラックスしてきた様子で、クスクスと笑いながら僕に触ってくるようになった。
彼女も楽しんでいることは明らかだったので、一応彼女の連絡先を聞いてみる。
すると「まだニューヨークに来たばかりで、SIMカードを持っていない」らしく仕方なく彼女のEメールアドレスをもらうことにした。
バーで2時間が経過
イリーナは最初友達に会いに行くと言っていたのに、バーで飲み始めてからすでに2時間が経過している。
「さすがにそろそろ帰らないと」と言い出したので「ニューヨークに来たばかりで道がわからないだろうから、家の近くまで送るよ」と言ってバーを出た。
彼女の手を取って歩きながら「このままお持ち帰りできるかな」などと考えを巡らせたが、すぐにカタリナとのデートの約束があるのを思い出した。
イリーナと歩き出した時点でカタリナとの待ち合わせ時間は過ぎてしまっており、カタリナからは電話が2回ほどかかってきている。
僕もこういう時は典型的な日本人よろしくドタキャンしないため、残念ながらイリーナとのデートは終わりにしなければならない。
「詳細はメールするから、明日ユニオンスクエアで夕方6時に会いたい」とイリーナに伝えると、彼女は「行けたら行くわ」と答えた。
なんとかイリーナを家まで送りたかったが、カタリナが2分ごとに電話をかけてきており難しそうだ。
仕方なくイリーナに「今からどうしても友達と会わないとだから、明日ユニオンスクエアで会おう」と言うと彼女は再び「行けたら行くわ」と答える。
カタリナとのデートに遅れていて焦っていたのもあるが、イリーナとの別れ際にキスしようとするとぎこちないながらもメイクアウト(注:いわゆるディープキス)になり彼女が僕に好意を抱いているのがわかった。
そのままカタリナとのデートに向かい、無事ベッドインする(詳細は外国人・NYナンパ体験記19:真面目なドイツ系アメリカ人の女の子を参照)。
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