外国人・NYナンパ体験記20:ロシアの美人女子高生(後編)

恋愛コラム

こんにちは、ヒュー・マナハタ(@HughManahata)です。

外国人・NYナンパ体験記20:ロシアの美人女子高生(前編)からの続きです。

翌日、2度目のデート

次の日、朝一でイリーナに待ち合わせの時間および場所の写真を添付したEメールを送りつける。

メールがまだ残っていたので内容はこんな感じだ。

イリーナ、昨日は会えてよかった。君って”down to earth”(注:地に足のついたという意味)な女の子だね。ところで午後6時に冒険に行くから君にも来て欲しいな。ユニオンスクエアの馬の銅像の前で待ってる。念の為6時半までは待ってみるよ。昨日みたいにわからない単語があったらすぐ調べられるように、英語-ロシア語の辞書を持ってきて」

すると彼女からこのような返信があった。

「こんにちはヒュー、私もあなたに会えてよかったわ。(会うために)なんとか行ってみる。(会う場所の)写真ありがとう。どこにあるか理解したわ。P.S. “down to earth”って翻訳で調べたけど出てこなかったの。どういう意味かしら?」

“down to earth”の意味が説明されたウェブサイトを彼女に送ったのち、支度して午後4時半に家を出た。

ユニオンスクエアでティート(アルゼンチン系アメリカ人、【海外ナンパ】NYナンパ成功談8:彼氏がいるトルコの白人美女、「ノー」を覆して即日お持ち帰りなどに登場)と、ティートの大学時代のクラスメイトであるスイッチ(コロンビア系アメリカ人、会計士)と合流してデイゲームをすることにした。

スイッチ(左)とティート(右)。
ユニオンスクエアにて。(筆者撮影)

スイッチは高身長・筋肉質でモテそうなヒスパニック(中南米系)の公認会計士だが、当時はそんなにモテなかった。

大学卒業後に仕事で大手会計事務所(アーンスト・アンド・ヤング)のあるニューヨークに引っ越してきたものの、激務と孤独感で家族の住むアトランタに戻ろうか真剣に悩んでいたらしい。

そんな折、ユニオンスクエアを散歩していたスイッチはデイゲーム中だった僕とティート偶然鉢合わせる。

ティートとは大学に行っていた時以来だったので話が盛り上がり、大学であれほど絶望的にモテなかったティートが女の子と遊びまくっていることを知って「是非ナンパを教えてくれ」とそれ以来よく一緒に出かけるようになった。

もともとモテそうな素材だったこともあり、少し基本を教えただけであっという間にモテ男に進化してしまった。現在もマッチングアプリで毎週末新規で1〜2人の女の子を家に呼びつけるような生活を送っている。

それからは事あるごとに「あの日ティートとヒューに会ってなかったら、マジでアトランタに帰ってたと思う」と話している。

内輪の話で申し訳ないが、スイッチも後々アーンスト・アンド・ヤングをやめて僕と友達がやっている会社に入社してくることになる。

ちなみに「スイッチ」というあだ名には由来となる話がある。

彼が初めてティートと出かけた時、ティートが2人の美女を捕まえてスイッチの家まで4人で戻ってきた。

ティートは女慣れしているので好き勝手やっていたが、当時のスイッチはまだ駆け出しだったので「つい先日までモテなかったのにいきなり美女が自宅にいる」という状況に混乱し、4人で話している間にどうすればいいかわからなくなりライトのスイッチをパチパチとつけたり消したりしていたためにあだ名が「スイッチ」になったのだ。

友達と合流した時点ではイリーナが本当にデートに出てくるかはわからなかったため、ティートスイッチとデイゲームをして遊んだ。

ティートはいつもの如くさっさと女の子を見つけてどこかに消えてしまったので、実質僕とスイッチの2人だけである。

一応イリーナが来るかもしれないので、スイッチと馬の銅像(注:ジョージ・ワシントンの銅像)の前で30分ほど休憩することにした。

すると午後6時にロシアの高校生っぽい格好をしたイリーナが現れたのでスイッチを紹介すると、まだ駆け出しだった彼は「うわ、可愛い子だな」と僕に耳打ちする。

わかりづらいがその日のイリーナの服装。
(筆者撮影)

「それじゃ僕とイリーナは行くから」スイッチに告げ、彼女が行ったことがないと言っていたハイライン(注:マンハッタンの西側にある、高架鉄道を改装したおしゃれな公園)まで連れて行った。

夏のハイライン。(筆者撮影)

ハイラインを一通り案内したのち、近くのバーに行ったがウェイトレスが身分証を要求してきたためすぐに出なくてはならなかった。

普段午後10時前に身分証を見せろと言われることは少ないのだが、イリーナがあまりにも高校生っぽく見えたから聞かれたのだろう。

持ち帰るが・・・

暗くなるまではバーで過ごす予定だったが、まだ午後7時で外は明るい(注:ニューヨークは夏時間のため、6月の日没は午後8時を過ぎる)

仕方なくイリーナ「うちにすごいお茶があるから飲もう」と言ってタクシーで僕の家まで連れてきた。

まだ早い時間帯だったので、ロビーにはあまりナイスではないコンシェルジュが「またこいつか」といった憮然とした表情で突っ立っていた。

こういう失礼な態度を取るコンシェルジュでも、住人からチップを渡されるホリデーシーズン(11月中旬〜年末まで)になると人が変わったかのようにナイスガイに変貌する。

また僕のビルにはコンシェルジュやポーターなど12人ほどが働いており、ホリデーシーズンには余程の理由がない限り全員にチップを渡さなくてはならない。

金額は貢献度やビルのグレードにもよるが、最低でも1人$25ドル〜$200ドル程度(注:2,500円〜20,000円相当)は渡すのが慣習だ。

スタッフはちゃんと「どの部屋の誰がどのスタッフにチップを渡した、または渡してない」など全てを把握している。

チップを渡すのは全く気にならないが、僕は現金が大嫌いなのでチップのためにわざわざ現金を下ろして封筒に分ける作業が苦痛でたまらない(注:小切手でも払えるが、一番喜ばれるのは現金である)

アメリカは日本よりもかなりキャッシュレス化が進んでいるため、普段の生活で現金が必要なシチュエーションはほぼないためだ。

部屋に上がるとまずはお湯を沸かし、ビレロイ&ボッホのティーセットを出してお気に入りのホワイトジャスミンティーを淹れた。

他の外国人・NYナンパ体験記をいくつか読んだ人ならわかると思うが、当時あまりにも「うちにすごいお茶があるから飲みに行こう」などと女の子に適当なことを言いまくっているうち、本格的にお茶に凝りだしてしまったのだ。

ソファに座ってお茶を飲みながら5分ほど話すと、お互い待ちきれなかったようにメイクアウトし始める。

彼女を持ち上げてベッドに運び、服を脱がそうとするとものすごく強いLMR(注:ラスト・ミニット・レジスタンス=最終抵抗、いわゆるグダり)に遭った。

経験上これは崩せないタイプのLMRであることはすぐにわかった。

それでも服の上からイリーナに触ってエスカレートを続けるが「昨日会ったばかりで早過ぎるわ」と取りつく島もない。

女の子によってベッドインまでに必要な時間はマチマチなので、今日はダメということなら全く問題ない。

2時間ほどイチャついたあと、土曜日の夜だったので友達と出かけることにした。

友達と合流するためにタクシーでユニオンスクエアまで一緒に向かい、彼女を友達たちに軽く紹介してからリリースする。

そのまま出かけようというところでモデルのアリー(外国人・NYナンパ体験記6:赤毛のモデル美女に登場)から電話があったため、出かけずに1ヶ月ぶりに彼女と過ごすことにした。

こういう場合でもアメリカ人は別に気にしないので気が楽だ。

3度目のデート

1週間ほどメールをやり取りし、次の金曜日に3度目のデートの約束を取り付けた。

今回もまた同じ場所で待ち合わせ、時間通りに向かうと今回は少し大人っぽい格好をしたイリーナが待っていた。

今日はヒールを履いており(注:ロシア人の女の子はヒールが大好きだ)、身長もかなり高く見える。

当日のイリーナ。(筆者撮影)

普段は「ベッドイン前の女の子とはディナーに行かない」というルールがある僕だが、彼女がどうしてもお腹が空いたというのでミートパッキング・ディストリクト(注:通称MPD、多くのバーやクラブが集中しているトレンディなエリア)のレストランに行くことにした。

せがまれればディナーに行くのにも理由があり、「男と寝る前に必ず食事を奢ってもらう」というルールがある女の子の場合には頑なにディナーを断ってはベッドインできなくなってしまうことがあるためだ。

ルールは大事だが、フレキシブルに対応するのはもっと大事ということである。

ディナー後イリーナ「まだタイムズスクエアに行ったことがない」というので、僕の家も近いので連れて行くことにした。

タイムズスクエアで何枚か写真を撮り、30分ほど見てまわった後で「そういえばうちのビルにはすごい中庭があるんだ、見に行こう」と言って手をつなぎ、僕の家まで歩く。

ビルに到着すると彼女を中庭に案内し、置いてあるベンチに腰掛けた。

うちのビルの中庭は綺麗に手入れされているが夜は暗いため、そこはかとなくセクシャルな雰囲気が漂っており非常に使い勝手がいいのだ。

ベンチに座って1分も経たないうちに、僕らは恋人のようにメイクアウトしていた。

「そろそろ上に行こうか」と言って彼女の手を引いて僕の部屋に入り、ソファに座った瞬間お互いをまさぐり始めると、そこからはLMRも全くないまま恋愛映画のようにロマンティックな夜を過ごした。

その後も彼女とは何度かデートして楽しい時間を過ごしたが、夏休みが終わるとロシアに帰国してしまったのでそのまま関係は終わることになった。

別の日にクラブに出かけた僕とイリーナ
(フィリップ撮影)

総括:パッと見ではあまり可愛いことに気づかなかったが、ダブルDにアプローチしろと急かされたことでイリーナと出会うことができた。

夜ナンパではバーなどで意外ときっちりと女の子の外見を品定めすることができるが、日中のストリートでは一瞬では魅力に気づけないかもしれないことがわかったのは良かった。

反省点:比較的スムーズだったので特に無し。

良かった点:デイゲームなので、素の自分のまま自然体で接しただけなので特に無し。

以上、外国人・NYナンパ体験記20:ロシアの美人女子高生でした。


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