こんにちは、ヒュー・マナハタ(@HughManahata)です。
外国人・NYナンパ体験記19:真面目なドイツ系アメリカ人の女の子(前編)からの続きです。
翌日〜初デートまで


次の日、カタリナから「昨晩はごめんなさい、どうしても友達を置いていけなかったから」とメッセージが来たが、もともと来るとは思っていなかったので「気にしてないよ」と伝えた。
アメリカ人は個人主義なのでこういうケースでは謝りもしないのが普通だが、彼女が謝ってきたのはドイツ人の血が流れており真面目だからだろうか。
女の子と出会った同じ晩に、一度離れてから合流しに来るのは比較的珍しい。
それをすると「私はあなたのことが好き」と言っているも同然なので、ニューヨークの女の子はあまりやりたがらないためだ。
一般的にはレベルの高い子であればあるほどそういう傾向がある。
ちなみに女の子がこちらに合流しに来るのであれば問題ないが、女の子から「どこそこに居るから来て!」と言われても罠の場合が非常に多いためよほど同じシチュエーションに慣れているのでなければ行くことはおすすめしない。
具体的な罠の内容としては、デートできると思って会いに行ったら自分と同じような立場の男がいて、女の子が僕らを競わせようとしているのが見え見えだったり、女の子の友達全員にお酒をおねだりされるだけのイベントだったりなど。
そもそも付き合ってもいない女の子のリクエストにホイホイ応えてしまうのはモテる男ではない。
僕は日曜に働いており、また平日の夜は既存の女の子と遊ぶのに忙しいのでその週の金曜日にデートの約束を取り付けた(ちなみにこの週のすぐ後に仕事のシフトが変わり、平日夜のデートはできなくなってしまった)。
当時の僕は「今度の◯曜日は冒険になるから、動きやすい格好と歩きやすい靴を履いてきて」などとデート前の女の子にジョークを送ることが多かったため、特に考えもせず彼女にも同じテンプレを送る。
このテンプレはそこそこの数の女の子に送ったが、こちらも冗談として送っているので「動きやすそうな格好と靴」で現れた女の子は1人としていなかったし、こちらとしてもそんな格好で現れるなどとは全く想定していない。
そしてデート当日。特に意識もせずに待ち合わせ場所に向かうと、そこにはぴっちりとしたレギンスにスニーカーの、「動きやすそうな格好」をしてきたカタリナが立っていた。
想像以上にスポーティな格好の彼女に、僕は思わず面食らってしまった。
アメリカ育ちとはいえ、やはりドイツ人は日本人と並んでクソ真面目ということか。
とにかく彼女の格好ではドレスコード的に行く予定だったバーに入ることができない。
僕は笑顔で彼女に挨拶しながら、頭の中では他に行けるバーを超高速で弾き出していた。
次の体験記に詳しく書くが、実はカタリナとのデートの前に僕は友達とデイゲームをしており、その時出会ったばかりのロシア人のイリーナと即デート中だった。


イリーナ。英語は苦手だ。(筆者撮影)
いい感じだったのでカタリナがデートの約束をキャンセルしないかな、とも思ったが定刻通りに待ち合わせ場所についたらしく、何度も電話してきたので仕方なくイリーナをリリースすることにした。
当然カタリナとのデートには遅刻してしまった。
カジュアルなバーでのデート
仕方なく予定を変更し、待ち合わせ場所からほど近いカジュアルなバーに行くことにする。


時間的には午後8時過ぎとやや遅かったが、空いていたのでソファ席に座ることができた。
このバーでの会話の詳細は記録に残っていないので何を話したか覚えていないが、記録には以下のように書いてある。
「お酒を飲みながら1時間ほど彼女と話す。どうやらカタリナは僕のことをかなり気に入っているらしい。ふざけたりバカみたいな冗談を言うと彼女が笑ったので、そのままメイクアウトした。しばらくイチャついてから、そろそろ出ようと伝えてバーを出た」
バーを出てから近くの公園に行き、夜の公園のベンチに腰掛けて引き続きイチャついていると、彼女は少しその気になってきてしまったようだった。
まだ深夜でもないし、彼女と待ち合わせた時間から2時間しか経っていない。
そのためプランとしてはもう一軒別のバーに連れて行く予定だったが、彼女があまりにも僕に入れ込んでいる様子なので「ねえ、お茶でも飲みに行こう」と言ってタクシーで僕の家に連れて帰ることにした。


タクシーを降りると彼女は「カフェじゃなくてあなたの家じゃない、上がることはできないわ」と言うので「僕の家にすごいお茶があるから飲まないと損だよ」と言うとあっさりと家に上がることに同意した。
真面目なカタリナに「お茶を飲むって言ったのに」とツッコまれても面倒なので一応お茶を淹れ、2人で少し飲んだ後ソファでメイクアウトしてイチャつき始める。
服を脱がせようとすると、かなり強めのLMR(注:ラスト・ミニット・レジスタンス=最終抵抗、いわゆるグダり)に遭う。
カタリナ「今晩はできないわ、まだ会ったばかりだもの」
ヒュー「そうだよね(服の上から彼女に触る)」
カタリナ「あなたのことは好きだけど、ちょっと全てが早すぎるわ」
ヒュー「わかってるさ、クレイジーだよね。でも君ってすごく素敵だよ(シャツを脱がそうとする)」
カタリナ「(手をどけて)ダメよ、早すぎるわ。もっとよくお互いを知らないと」
こんな調子でかなりガードが固い。30分ほどトライし続けるがほとんど進展がなかった。
そこで僕は一旦エスカレート(注:手を握ったら次はキス、のように二人の関係を次の段階へ進めていくこと)をやめ、普通に話すことにした。
そうやって時間を使い、心のつながりを築いて「ベッドインしてもいいほどにはお互いを知れた」と彼女に思ってもらうためである。
固いガード


しばらく話しながら、セクシャルなことを言って彼女にセックスを意識させていく。
そのまま情熱的なメイクアウトをすると、2度目のトライでシャツとレギンスを脱がせることに成功した。
しかし下着はがっちりとガードしており全く脱がすことができない。
出会って間もないからLMRが強いのだとは思うが、それ以外にも彼女が真面目で男とすぐ寝なそうなタイプだからというのも関係しているだろう。
そのためもう一度距離を取り、今度は家にあったパトロン(注:テキーラ)のショットを一緒にやることにした。


お固い女の子でもリラックスさせることができるお酒の力は偉大なのだ。
アルコールで女の子にリラックスしてもらうのは問題ないが、相手が抵抗できなくなるほど飲ませてはいけない。
そんな犯罪行為をしないとセックスできないような男は本当に魅力ある男ではないからだ。
まあ白人の女の子はお酒に強い子が多いし、日本ほど安全ではないこともあり一定量を超えたらはっきりと拒否する子が多い(そこで無理やりすすめるような男は嫌われるし、常識的にあり得ない)のであまり酔いつぶれる子は多くない。
万が一出かけた時に酔いつぶれても、友達ががっちりガードしている場合がほとんどだ。
ショットを飲んでからしばらくは心のつながりを築くため、彼女と普通の会話を続ける。
彼女が今24歳ということや、ドイツには親戚が多いので何度も行ったことがあること、またドイツに滞在している時にヨーロッパの国々を周遊したことなどを話した。
10分ほどすると、酔いが回ってきたのか気分が良さそうな彼女の方から僕にキスしてきた。
彼女とイチャついていると、またLMRに遭うが確実に抵抗に迷いが出てきている。
さらに30分ほど崩そうとトライしているとやっと服を全部脱がせることができたものの、そこからがまた大変だった。
残念ながらアダルトになりすぎるので書けないが、その後も1時間ほどの攻防があり、なんとかLMRを崩してカタリナとベッドインした。
相変わらず話のクライマックスで盛り上がらず申し訳ないが、ノンフィクションなのでそこは勘弁してもらいたい。
なおその後は彼女がそこまで僕のタイプではなかったのと、僕が忙しかったこともあって再会しないままフェードアウトとなった。
参考までに追記すると、真面目系の女の子のLMRを押しで粘りまくって崩した場合、当日はお互いハッピーでもその後「簡単に寝てしまった」という罪悪感から会ってくれなくなることは多いので覚えておいて損はない。
どうしても長く付き合いたいような女の子が真面目系だった場合、普通よりデートの回数やベッドインまでに時間を使うのは戦略的にもアリだ。
ただし真面目系の女の子よりもクレイジー気味な子の方がはるかに床上手なのは留意したい。
総括:僕の友達は彼女のような少しムチっとしている方がタイプの奴らばかりだが、僕はモデルばりに細い子がタイプである。
なので経験としては悪くはなかったが、やはりタイプ以外の女の子と寝てもあまり満足できるものではないのを再確認した。
とは言ってもこの後も「可愛いが多少むっちりとした子」と寝てしまうことは結構あった。
反省点:カタリナがすでに僕のことを気に入っており、普通にしていただけなのでミスするような部分はなかった。
良かった点:特に無し。
以上、外国人・NYナンパ体験記19:真面目なドイツ系アメリカ人の女の子でした。
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