こんにちは、ヒュー・マナハタ(@HughManahata)です。
日本では「告白」をすることによって「正式にお付き合いする」という慣習がありますが、アメリカにはこういった謎の儀式は存在しません。
ではアメリカではみんなどういった形で付き合い始めるのでしょうか。今回はそんなアメリカ人の恋愛の実態について解説したいと思います。
アメリカ人は正式に「彼氏・彼女」になるまではフリー
アメリカ人はお互い良さそうだなと思った異性がいればデートを重ね、その中でアリかナシかを判断します。
ナシの場合には何事もなく終わりますが、アリの場合には正式に付き合っていなくても普通にキスもセックスもする関係になります(デート回数が少ない場合にはまだベッドインしていない場合もあります)。
この状態を「dating(デーティング)」といい、正式な彼氏・彼女ではないけれど恋愛関係にある人がいる(正式ではないが付き合っているとみなされる)状態です。
日本語だとこの状態を説明する語は「セフレ」しか思い浮かびませんが、僕が不純なだけでしょうか。
一応は他の異性とデートに行っても問題にはならないので、中には他の異性とデートに行ってベッドインしてしまう人もいますし、同時進行で複数人とデーティングし続けることも全く問題ありません。
個人主義のアメリカでは正式に付き合う前であれば、何人と付き合おうが日本のように「●股かけている」などと罵られることはないのです。
つまり相手が「デーティング中」ならチャンスはあるってこと?
正式には「彼氏・彼女」がいないので、デーティング中の素敵な異性に会った時でもチャンスがありそうですが、人によっては正式ではなくとも(付き合っている)恋人がいる状態です。
相手がどういう関係なのか気になる場合、その人に「彼氏・彼女はいるの?」と聞いた時の返答で推し量ることができます。
もしも「I’m dating someone」か「I’m seeing someone」(両方とも「今デーティング中の人はいる」という意味だが、割と曖昧)と返された場合には「デーティング中の人がいて、それ以外の人とデートすることに乗り気ではない」という意味合いが強くなります。
しかし返答が「I don’t know(わからない)」「maybe(かもね)」や「kind of(まあいるような、いないような)」など、ぼかすような返答だった場合には「デーティング中の人はいるけど、他に素敵な人がいればデートしたい」場合が多いですね。
ちなみに正式な彼氏・彼女がいる場合には「I have a boyfriend/girlfriend(彼氏・彼女がいるよ)」や「I’m taken(私は取られている=彼氏・彼女がいる)」などと返答されるのが一般的です。
この返答だった場合には普通は「彼氏がいるからダメ」という意味になりますが、ナンパした女の子がこちらを気に入っている時など稀に「彼氏がいるからダメ、だけどあなたは魅力的だからもしベッドインしちゃったらあなたの責任よ」という意味で伝えてくる女の子もいます。
ただ僕は女の子に「彼氏がいるかいないか」なんて野暮なことは聞いたことがないです。デートに誘って出てくるなら問題なし、誘ってもダメならダメと判断すればいいので。
僕は「正式な彼氏がいる女の子」とベッドインしたことも当然ありますが、相手が浮気することになるため基本的にフリーの女の子よりは難易度が高くなります。
彼氏に嫌気がさしている子なら難易度は下がり、そうでもなければ難易度はグッと上がるわけです。
これはデートに誘う段階の反応ですぐわかります。
メッセージへの返答が遅めだったり、デートに誘ってもなかなか出てこないようであれば難易度は高めでしょう。
そういう子の場合、例えデートに連れ出してキスしたり家に連れ帰っても「彼氏がいる」という精神的な牙城を崩せないこともしょっちゅうです。
ではどうやって「正式に彼氏・彼女」になるのか?
デーティング中の相手がいる場合、そのままデートを重ねてお互い本当に気に入っているようであれば、どちらからともなく「正式に彼氏・彼女の関係になろうか」といった感じでお互いの意思確認をします。
この意思確認で合意すると「デーティング」のステータスから「正式な彼氏・彼女」のステータスに昇格します。
基本は「デーティング」からの昇格となるため、日本のようにキスしたこともないような人に「告白」して、いきなり正式な彼氏・彼女の関係になることはまずあり得ません。
昇格後の状態を「exclusive(エクスクルーシブ=排他的)」や「in a relationship(イン・ア・リレイションシップ=正式な恋愛関係にある)」と言い、この状態で他の異性とデートに行き肉体関係になれば、当然「浮気」になります。
アメリカ人の彼女に興味がある人は外国人(アメリカ人)の彼女ってどうなの?5つの特徴と付き合ってみた感想も参照してください。
実は「I love you(アイ・ラブ・ユー)」はなかなか言わない
ハリウッド映画を見ているとやたらと「I love you」と言っている気がしますが、実は「I love you」という表現はかなり親密な仲でないと使わないため、普通デーティング中に言うことはありません。
ちょっとセックスしたぐらいで「I love you」とか言われたら「距離が近すぎ・重すぎ」ととられ、かなり驚かれます。
アメリカ人の男友達が日本人の女の子とデーティング状態になった時、初めてベッドインした次の日にその子から「I love you」と言われてドン引きしていましたね。会ったばかりでいきなりすぎると。
案の定その子は彼女に昇格することはできませんでした。
ではデーティング中に相手を好きなことをどう表現するかというと「I really like you(あなたのことが本当に気に入ってる)」とか「I’m in love with you(あなたに恋してる)」といった感じで伝えます。
「ボーイフレンド・ガールフレンド」という語を使うにあたっての注意
最近の日本語に当てはまるかわかりませんが、日本で「ボーイフレンド・ガールフレンド」と言うと「男友達・女友達」という意味が多少含まれている場合があると思います。
しかし英語で「ボーイフレンド・ガールフレンド」と言った場合は間違いなく「正式な彼氏・彼女」という意味になるので注意が必要です。
「男友達」や「女友達」を表現したい場合には「guy friend/male friend(どちらも男友達の意味)」や「female friend(女友達)」を使うことが一般的でしょう。
ただし女の子のみ自分の女友達のことを「my girlfriend(s)」と言うことがありますが、ストレート(異性愛者)の男女は自分の男友達を「my boyfriend(s)」と言うことは絶対にありません。
言うのはゲイの男性だけなのでこちらも注意しましょう。またレズビアンの女の子が「my girlfriend」と言った場合には普通は正式な彼女のことを指します。
日本ではどうだかわかりませんが、ニューヨークにはカミングアウトしたゲイやレズビアンが多くいるので細かなニュアンスの違いには注意が必要です。
最後に
「複数人と同時に深い関係になって問題が起きないのか」と不思議に思う人もいるかもしれませんが、一般的なアメリカ人の男女では「デーティング中=相手とのお試し期間」となり、わざわざ複数人と付き合う人はそこまで多くないと思います。
たとえ他の異性と出かけたとしても、せいぜいカジュアルなデートやキスどまりじゃないでしょうか。
それにアメリカは個人主義の国なので、正式に付き合っていない相手が誰と何をしようが口を出す権利はないですから。
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以上、【国際恋愛】アメリカ人は付き合う前に「告白」などしないでした。
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