こんにちは、ヒュー・マナハタ(@HughManahata)です。
外国人・NYナンパ体験記11:彼氏持ちのトルコ美女、「ノー」を覆して即日攻略(前編)からの続きです。
金髪の女友達、アレクサに遭遇


アイラといい感じになりそうだったその時、偶然にも僕がよく遊んでいた女友達のアレクサ(金髪のルーマニア人、学生)に出くわした。
アレクサはルーマニア生まれだがパリ育ちなので、ルーマニア語・英語に加えてフランス語もペラペラな医者を志す才媛だ。
しかも金髪で可愛いのでモテモテだが、それを鼻にかけたようなところが全くない。
性格もいつも元気いっぱいでポジティブなので、僕には恋愛関係になることがない貴重な女友達の一人だった。
なお、彼女とのそもそもの出会いはナンパしたからだが、あちら側から恋愛関係はナシというサインが出たので手を引いたというのが実情ではある。
ただ普段の僕であれば「ナシ」が確定した子はさっさと切り捨てて連絡を取らないが、「彼女の性格がクールで友達向き」だなと思ったので恋愛関係ゼロの友達として仲良くすることにした。
僕に会うのはしばらくぶりだったアレクサはよほど嬉しかったのか、大げさにハグとキス(注:フランス式の両頬へのキス)をすると、アイラの存在に気づかないまま僕と話し始めた。
僕もアイラを紹介するタイミングを逃し、彼女のことをすっかり忘れたままアレクサと5分ほど話し込んでしまった。
ただアイラとは「ナルキッソスがイギリス子とうまくいくのを助けるため」だけに話しているのだし、出会ったばかりのアイラより、僕にとってはアレクサの方が大事な友達なのだから当たり前の反応である。
この時点で僕はアイラがいなくなってもしかたないなと思いながらアレクサと話していた。
しかし驚いたことに、アイラは隣で僕とアレクサの会話が終わるのをじっと待っていたのだ(これは彼女が僕にかなり強い興味を持っていることを意味する)。
さすがに悪いと思った僕はアレクサに「ところでこれはアイラ、さっきそこで会ったんだ」と紹介したが、僕に久々に会えて幾分興奮しているアレクサは挨拶もそこそこにしきりに僕の近況ばかり聞いてくる。
思えばアイラは僕とアレクサが恋愛感情のない友人と知らなかったため、その場を去りづらかったのだと思う。
その場を去るのは女としての勝負に負けた気がするからだろう。
ただこのままではどちらとも落ち着いて話せないので、僕はアイラの連絡先を聞いて「後で話そう」といって彼女を一旦リリースし、しばらくアレクサと話し込んだ。
再びアイラと話す


30分後、トイレから廊下に出ると女子トイレの近くでドリンクを飲みながら立ち話をしているアイラとイギリス子を見つけた。ナルキッソスはいないようだ。
僕がアイラと話し始めると、イギリス子はナルキッソスについて「性格が悪いイヤな奴」と散々文句を垂れている。
どうやらナルキッソスがイギリス子とうまくいく望みは薄いようだ。
僕は特に同意するでも否定するでもなくイギリス子の話を聞きながら「ねえ、あっちに座ろうよ」といってアイラの手を引いて、イギリス子と3人でテラスのソファに腰掛けた。
この際僕はあえてイギリス子と敢えてたくさん会話し、僕が怪しい奴ではないということを強く印象付けておいた。
しばらくすると近くにいた別の友達のトラボルタ(アメリカ人、学生。若い時のジョン・トラボルタに似た背の高いイケメンなので、あだ名がトラボルタである)が僕をウィング(注:女の子側が多人数の場合にターゲット以外の人と話して注意を引き、仲間を助けることを「ウィングする」という。またナンパ仲間・パートナーのこと)するために座ってイギリス子と話し出す。
僕はアイラに恋人のように話しかけ、彼女の背中を優しくさするが全く抵抗されない。
「おいおい、彼氏いたんじゃないの!?」
と僕は心の中でツッコんだが、抵抗されないのであればもはやどうでもいいことだ。この時点で僕はアイラを持ち帰ろうと心に決めた。
イギリス子はトラボルタに対してキツめの態度をとり続けたため、トラボルタはどこかに行ってしまった。
入れ替わるように他の友達がウィングしにきてくれるが、イギリス子は僕の友達に対してあまりナイスではない。
4〜5人の友達が入れ替わりウィングしてくれている間、僕はアイラを持ち帰るためにどんどんエスカレート(注:手を握ったら次はキス、のように二人の関係を次の段階へ進めていくこと)を続ける。


ヒュー「君って本当に魅力的だよ。会えたのが信じられない」
アイラ「ありがとう。あなたも素敵よ」
ヒュー「君の目を見ているとキスしたくてたまらなくなるし、いけないことを考えちゃうよ」
アイラ「あら・・ダメよそんなこと」
ヒュー「ダメって言われると余計考えちゃうんだよ、君があまりにも魅力的だから」
アイラ「・・・」
ヒュー「僕が君の彼氏だったら、今すぐボラボラ島に連れて行って毎日愛し合いたいな」
アイラ「ダメよ・・でも素敵なアイディアね」
ヒュー「実を言うと、最初話しかけた時ちょっとキツい子かと思ったんだ」
アイラ「フフ、よく言われるわ」
ヒュー「でもよく話してみたら全然キツくないし、本当にいい子なんだなって感じた」
アイラ「ありがとう・・・」
ヒュー「だから今日アイラに会えて、お互いを知れたのは本当に嬉しいんだ」
アイラ「私も・・・」
この時点でアイラは僕に相当入れ込んでいるのがわかった。
持ち帰りに挑む


午前3時を回り人影もまばらになってきた頃、アイラとイギリス子に「何か食べに行こうよ」と言って3人で外に出た。
するとイギリス子が「やっぱり疲れたから帰りたい」と言い出すが、僕は握ったアイラの手を離さずなんとか粘る。
イギリス子「帰るけど、アイラも帰るでしょ?」
ヒュー「アイラと軽く食事に行きたいな」
イギリス子「帰りましょうよ」
アイラ「うーん」
ヒュー「大丈夫だよ、少し食べたらちゃんと家に送るから」
イギリス子「本当に帰らないの?」
ヒュー「ちゃんと家に送るから心配いらないよ」
イギリス子「大丈夫なの?アイラはどうしたいの?」
アイラ「うーん、もう少しだけ外にいたい・・かも」
こんなやりとりをしばらく続ける。するとついにイギリス子が折れた。
イギリス子「じゃあ大丈夫なのね?」
アイラ「うん」
イギリス子「本当ね?」
アイラ「うん」
イギリス子「(僕に向かって)あなたの友達は嫌いだけどあなたは信頼できそうだから、アイラのこと任せたわよ」
そういうとイギリス子はタクシーに乗って去っていった。やった、コックブロック(注:コック=男性器、ブロック=妨害する、つまりナンパしてくる男の邪魔をする行為)されなかったぞ。
早い時間にイギリス子とたくさん話し、変なやつじゃないと印象付けていた効果があったようだ。
最初は「彼氏がいる」と言ってあんなにトゲトゲしかったアイラだが、今では僕の手をしっかり握って離さない。
僕は「それじゃあお茶でもしに行こうか」と言ってタクシーを捕まえ、ドライバーに僕の自宅住所を告げる。


5分後僕の家のビル前に到着する。
アイラ「お茶するんじゃなかったの?」
ヒュー「お茶ならすごくいいのがあるんだ、是非飲んでもらいたいのが」
アイラ「そうなの?」
ヒュー「本当にすごいお茶だから。飲んだら人生変わるよ。ささ、1杯だけでいいから飲もう」
アイラ「わかったわ。1杯だけね」
そう言って僕は彼女の手を引きながらロビーを通ると、コンシェルジュが「またやりやがったな、この野郎!」と言わんばかりにウィンクしながら挨拶してきた(注:ニューヨークではビル内に不審者が侵入しないよう、ロビーに常駐するドアマンやコンシェルジュと顔見知りなのが普通)。
部屋に入ると、アイラは僕の家具やデコレーションに見入っているようだった。
僕は彼女をソファに座らせ、お湯を沸かしてお茶を作ってあげた。ティーバッグに入った特にめずらしくもないお茶だ。
2人でソファに腰掛けながらお茶を飲み、アイラの髪を優しく撫でながら話していると彼女がキスしたそうにこちらを見た。
そのまま優しくメイクアウト(注:いわゆるディープキス)し、彼女をベッドまで連れて行ってエスカレートを続ける。
予想外に弱かった抵抗


彼氏がいるということが精神的に大きな障壁になることを覚悟していたが、服を脱がせようとすると比較的普通ぐらいの抵抗だったのでちょっと拍子抜けだった。
後でわかったことなのだが、アイラは当時の彼とは遠距離恋愛で関係があまりうまくいっていなかったそうだ。
ヒュー「君の肌はスベスベで綺麗だね(服を脱がそうとする)」
アイラ「ダメよ、今日会ったばかりじゃない」
ヒュー「そうだけど、会ったばかりの女の子に対してこんな気持ちになったのは初めてだよ(大嘘)」
アイラ「わたしだっていつもはこんなことしないわ」
ヒュー「君がそんな軽い女の子じゃないことぐらい知ってるさ。でももう我慢できないんだ(服を脱がす)」
アイラ「・・・」
しばらくやりとりしていると覚悟を決めたのか、抵抗が弱まったのでそのまま押し切りベッドインとなった。
この日は僕と寝てしまったアイラだが、やはり彼氏がいることで罪悪感を感じたのかその後彼女にメッセージを送っても全く反応がなかった。
せっかく素敵な夜を過ごしたのに残念だが、ニューヨークでは割とよくあることである。
総括(当時の記録より):僕自身「第一印象がマイナスからスタートしたのにここまで覆せたこと」はにわかには信じられなかったが、女の子に「寝たい」ことを伝え、最後まで貫き通して狙い通り「即」を実現できたことは収穫になった。
反省点(当時の記録より):スランプを乗り越えてすぐに「女の子に自分の意志を伝えて持ち帰ろうとする」ことを思い出していれば、過去ひと月で即日持ち帰れた子がいた可能性は高い。
良かった点(当時の記録より):ナルキッソスをウィングして助けるためだったとはいえ、最初にアイラの態度がトゲトゲしくてもそのまま話し続けたこと、またしきりに帰ろうとするイギリス子に粘った対応をしたこと。
以上、外国人・NYナンパ体験記11:彼氏持ちのトルコ美女、「ノー」を覆して即日攻略でした。
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