こんにちは、ヒュー・マナハタ(@HughManahata)です。
外国人・NYナンパ体験記7:ファッション業界の美人エディター(前編)からの続きです。
お持ち帰りにトライするが・・・
メイクアウト(注:いわゆるディープキス)が終わると、ノエルはサッとどこかへ立ち去ってしまった。クラブではこういうパターンは結構ありがちだ。
僕はノエルが「可愛いと褒められ、キスもした」ことで「私ってモテるわ」と女としての価値を確認できたことに満足して去ったのかと思った。
シチュエーションにもよるが、こういう場合ガッついて追いかけすぎてもダメだし、行かなすぎてもダメだ。そこの調整は経験を積むことでわかってくると思う。
近くにいたジョナサンが得意げに「ほらな、しっかりお手本が見れただろ」と言うと、彼の友達たちが興奮した様子で「すごいな!どうやってやったんだ?」とあれこれ聞いてきた。
すると近くにいた全く無関係のアジア人の男が横から会話に割り込み、
「ちょ、ちょと待つネ。オマエ同じアジア人なのに、どうやてあんな可愛い白人の女の子とキスしたか?」
と中国語訛りがドギツい英語で質問攻めにしてきた。
この中国人は背も高く(183cmほど)、筋肉質だが性格が女々しそうだった。
そして「オマエの連絡先教えるネ、オマエの弟子になるヨ」というので一応教えておいた。
後日この中国人はメッセージではなく何度か電話をかけてきたので無視していたが(注:僕は普段女の子や友達からの電話以外には出ない)、実は僕の友達の知り合いだったらしく、その友達からどうしても会ってやってくれと頼まれたので後日仕方なく会うことになる。
会った後は僕の弟子第1号となり、最初は全くモテなかったのに修行を重ねるうちに金髪の美女をゲットするまでに成長した。
中国人だったのでアメリカ名を通称として使っていたものの、つけられたあだ名が「タオル」だったので今でもタオルと呼んでいる。
タオルはゴールドマン・サックスで働いていたが、後々僕と友達がやっている会社に入社してくることになる。こういうことがあるからニューヨークは面白い。


後ろからこちらをガン見している白シャツの男がタオル。
ジョナサンたちと話してから10分後、バーの一角でノエルを見つけた。
クローズ(注:連絡先の交換や、お持ち帰りなどの、話しかけた女の子をリリースする前になんらかの決着をつけること)せねば。
彼女に再度話しかけ、素早く連絡先を交換する。
どうやら彼女はファッション業界でエディター(注:編集者)として働いている24歳ということだった。道理でおしゃれなわけだ。
そのまま「プランジ」の外に連れ出そうとするが、彼女の友達にコックブロック(注:コック=男性器、ブロック=妨害する、つまりナンパしてくる男の邪魔をする行為)されてしまった。
仕方ないのでその日は諦め、友達とダイナーに行って反省会をした。
なかなかデートに漕ぎ連れられない


それからしばらくノエルとメッセージのやりとりをしていたが、なかなかデートの約束を取り付けられないまま数週間が経過する。
彼女はレベルが高いので男からモテモテで忙しいのだ。
燃え上がるような出会いだったがそろそろ火が消えてしまったかな、と思い始めた矢先のある月曜日の夜、彼女から電話があった。
ノエル「ハーイ。元気?」
ヒュー「元気だよ。君は?」
ノエル「元気よ。いまコロラドなの」
ヒュー「なんだってコロラドに?」
ノエル「3月ももう終わりだから、シーズンが終わる前に最後一回スノボしたかったの」
ヒュー「そうなんだ。スキーなら昔よく行ってたけど」
ノエル「じゃあ今度私と一緒に行く?」
ヒュー「ハハ、忙しいから無理だな」
ノエル「残念。ところで今友達と話してて、ちょうどあなたのことが話に出てきたからどうしてるかなって思って電話してみたの」
ヒュー「僕のことを忘れずにいてくれていて嬉しいよ。最近はずっと仕事ばかりだね、明日もそうだし」
ノエル「フフ、それじゃ明日はあなたがオフィスで仕事しているのを考えながら滑るわ」
ヒュー「意地悪だね、お仕置きしないと」
ノエル「どんなお仕置きかしら!」
ヒュー「今度会った時わかるよ」
ノエル「そう!楽しみだわ。今週末にはニューヨークに戻るから、その時遊びましょう」
ヒュー「いいね!それじゃあ今週末にまた連絡するよ」
ノエル「待ってるわ」
そんな感じでその週末会おうと仮約束を交わした。
突然の訪問
その週末に約束通り連絡してみるが、「忙しい&急な予定が入ったからまた会えない」と言われちょっとがっかりした。
彼女のようにパーティ好きで可愛い子は本当に気まぐれなため、デートまで誘い出すのに本当に骨が折れる。
基本的には外見のレベルが上がれば上がるほど、デートへ誘い出すのは難しくなるのだ。
ノエルに週末会えなかったのは残念だが、僕はいつも通りクレイジーでエキサイティングな週末を過ごし、日曜日は仕事だったので帰宅してから家でゆっくりしていた。
すると午前1時半ごろ(日曜の夜だが、厳密には月曜に日が変わったばかり)ノエルから「電話して」とメッセージが来た。


こんな夜分遅くに電話で話す理由は大抵1つしかない。ブーティコール(注:セックス目的で異性にかける電話のこと)だ。
僕ははやる気持ちを抑えながら彼女に電話してみた。
ヒュー「もしもし」
ノエル「ハロー。今友達と遊んでるんだけど、今から来ない?」
ヒュー「さっき仕事から帰ってきたばかりだし、ちょっと難しいな」
ノエル「どうしても来れない?」
ヒュー「寝る支度をしてるところだったから。うーん、家の近くで遊んでるんだったら出れないこともないけど」
ノエル「どこに住んでいるの?」
ヒュー「タイムズスクエアの近く」
ノエル「わかったわ、確認してからまた電話する」
ヒュー「オーケー」
朝10時半に起きて仕事に行く支度をしないといけないのに、全く参ったな。
そんなことを考えながら、僕はいつの間にか寝てしまっていた。
すると午前4時半ごろ、ノエルからの電話で目が覚めた。彼女は少し酔っているようだ。
ヒュー「どうしたの」
ノエル「さっき友達が帰っちゃったんだけど、私もそろそろ帰ろうかなって」
ヒュー「どこにいるんだい?」
ノエル「ユニオンスクエアの近く。で、今からブルックリンまで帰ろうと思ったんだけどちょっと遠いなぁって。どうしようかなって思ってる」
ヒュー「じゃあ僕の家に来なよ、ちょっと遊ぼっか」
ノエル「わかったわ。住所を教えて」
住所を教えると、30分後に彼女はタクシーに乗って僕の家までやってきた。
アルコール味のキス
コンシェルジュから「ゲストが来たようですが。上げてもいいですか」と内線で連絡を受けたので上げるように言った。
ドアの前まで来た彼女は、かなり飲んだのか気分良さそうにニコニコしている。
雪のように真っ白でスベスベの肌に、ピンクの唇が目立っている。しかし何度見ても可愛いな。


部屋に入るなりノエルは「お財布を無くしちゃったからクレジットカードをキャンセルしなくちゃ」と言い出した。
彼女を僕のデスクに座らせると、ウェブサイトからキャンセルを試みていたが、いかんせん酔っ払っているのでなかなかうまくいかない。
仕方ないので僕が椅子に座り「キャンセルするのを手伝うよ」と言って彼女を膝の上に座らせ、後ろから抱きしめた。
ノエルのスラリとした色白の体はとても綺麗で、僕は早く彼女の服を脱がせたくてたまらなくなった。
しばらくカードのキャンセルを手伝っていたが何度パスワードを打ち込んでもうまくいかない。
すると彼女が「らちが明かないから電話するわ」と言ってカード会社に電話しはじめた。
電話中ずっと彼女にキスしたり触ったりしてエスカレート(注:手を握ったら次はキス、のように二人の関係を次の段階へ進めていくこと)し、無事にカードのキャンセルを終えた時点で音楽をかけて一緒に踊る。
だが彼女の服がゴワゴワして邪魔だったので、僕は「パジャマに着替えなよ」と言って、彼女にゲスト用のパジャマを渡してバスルームに行かせた。


するとバスルームから「うまく着替えられないわ」という声がしたので、着替えを手伝ってからベッドに連れてくると彼女はイチャイチャしたくてたまらない様子だった。
ノエルからは香水とかすかにアルコールが混ざったいい匂いが漂っており、彼女にキスするとアルコールのせいかクリーンな味がする。
僕はこのクリーンなアルコール味のキスが大好きだ。それはこの味がバーやクラブで酔った女の子とキスした時を思い起こさせるからである。
上半身を脱がせると多少のLMR(注:ラスト・ミニット・レジスタンス=最終抵抗、いわゆるグダり)があったが、見せかけのものだというのは簡単に見抜くことができた。
口では「まだダメよ」と言いながらも明らかに楽しんでいたし、そもそもこんな遅い時間にブーティコールで「そういう関係になりそうな男」の家に来るなど、理由は1つしかないからだ。
ヒュー「君は本当にいい匂いがするな(パジャマを脱がせようとする)」
ノエル「ダメよ・・もうすこし時間が経たないと」
ヒュー「わかってるさ(気にせず脱がせようとする)」
ノエル「なんて人・・あなたってアグレッシブだわ」
ヒュー「そうかもしれないね」
例のごとくアダルトになってしまうのでこれ以上のやりとりは省くが、特に障害もなくそのまま彼女とベッドイン。
この時点で時刻は午前6時過ぎ。
僕は隣に誰かが寝ているとよく眠れないため、普段は必ず女の子を家に帰すのだが、酔って寝てしまっているノエルを今から追い出すわけにもいかなかったのでそのまま朝を迎えた。
次の日は寝不足のまま出社したので、会社では半分死にかけた状態で仕事をする羽目に。
その後も数回ノエルとは会ったが、当時の僕は上級者になってまだ日が浅かったため「他の新規の女の子との約束」に夢中になりそのうちフェードアウトしてしまった。
半年ぐらいしてから1度どこかのお店で鉢合わせたことがあり、その時少し話すとまた遊びたそうにしていたが、お互い忙しくてスケジュールが合わず、結局それ以降彼女には二度と会うことはなかった。




総括:ノエルは色白で細く僕のタイプだったが、一つ気づいたことがある。それは基本的に僕がタイプだな、と思う子は僕のことがタイプでもあるのだ。
これはギャルがチャラ男やオラついた男と付き合うことが多いのと同じで、世の中は基本的には同属性同士がくっつくようにできているということだ。
反省点:うまくいったので思いつかない。
良かった点:「絶対にこの子をゲットしてやる」という強い意志を持ってアプローチしたこと。
以上、外国人・NYナンパ体験記7:ファッション業界の美人エディターでした。
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