外国人・NYナンパ体験記2:ピンクっぽいイタリア系アメリカ人(後編)

恋愛コラム

こんにちは、ヒュー・マナハタ(@HughManahata)です。

外国人・NYナンパ体験記2:ピンクっぽいイタリア系アメリカ人(前編)からの続きです。


つまらない買い物デート

翌週2度目のデートをセットアップするためピンクにメッセージすると、「土曜日にメイシーズ(注:ヘラルド・スクエアにあるデパート)で買い物をするのに付き合って欲しい」と言われたので仕方なく買い物デートをすることにした。

しかしまだ会ったばかりかつ2回目のデートで買い物というのも変な話だ。

一般人であればディナーに行くか、僕だったらバーでドリンクでも一緒に飲もうと言うだろう。

またしても奇妙な彼女の行動で、僕は萎えないまでも少し気にはなってしまった。

やはりアジア人が好きなタイプのアメリカ人の女の子はちょっとズレている子が多く、全体的に微妙に感じてしまう。

僕は普段「ベッドインする前の女の子とのディナーや買い物デート」極力避けているが、この時はピンクどうしてもというので仕方なく「まぁいいか」と同意した。

今であれば絶対に同意しないような提案である。

ちなみに寝る前の女の子とディナーに行かない理由だが、

  1. ディナーだと相手と面と向かって座る場合が多くなるため、エスカレート(注:手を握ったら次はキス、のように二人の関係を次の段階へ進めていくこと)しづらくなることと、
  2. 好かれている場合には問題ないが、どっちつかずの場合には紋切り型の「ディナー」というフォーマットは退屈すぎる。バーで軽くお酒を飲む方が女の子もリラックスできるし、いつでも帰れる「お試し感」と新鮮さで気楽にデートに来れる
  3. お腹いっぱい食べたときよりも空腹気味の方が頭をシャープに保てるから
  4. よく知らない人と食事すると気が散る。レストランに行くなら僕は食べることに集中したいから、だ。

アメリカには「カップルシート」のようなものはあまりないし、あったとしても「初デートでカップルシート」さすがにあからさますぎる(それで結果が出ている人はそのままで問題ないが)

バーカウンターというオプションもあるが、足が地面につかない場合が多いのと、深く腰掛けてリラックスできないので最良のオプションとは言い難い(僕がデートに使うのはホテルのバーなど、ゆったりとしたソファがある場所だ)。

買い物デートも別に悪くはないが、「そこはかとなくセクシャルな雰囲気が漂う、お気に入りのバーでお酒を飲む」のと比べたらどちらがデートに適したアクティビティかは一目瞭然だろう。

デパートに到着し指定されたフロアでピンクに会うと、彼女のいとこも来ており一緒に買い物するという。

僕は特にすることもなく、彼女たちが試着した色々な服の感想を答えていたが、内心

「これだから女の子と買い物するのはつまらないんだよな」

うんざりしていた。たっぷり1時間以上は買い物に付き合わされたので、僕はお腹が空いてきた。

買い物が終わると、ピンクのいとこと別れて僕の家の方向へ二人で歩く。

前述の通り普段ならベッドインしていない女の子とはレストランには行かないのだが、この日は我慢できないほど空腹だったので家の近くのタイレストランでディナー。

会話が盛り上がったので予想外にディナーは楽しく有意義な時間になった(ディナーが必ずつまらなくなるというわけではない。しかし上述した理由から極力避けている)。

ただこの時点ですでにピンクは僕のことが好きで好きでたまらない様子で、

「私ばっかり話しちゃってごめんなさい」「今の話は不快だった?」

などと僕に嫌われないように気を使いすぎていたのは萎え要素だった。

可愛い顔をしているのに性格がこれではもったいない。

ディナーが終わってさあ家に連れ込むぞと意気込んで「じゃあ次飲み行こうか」と提案すると、ピンク「今日は絶対に早く帰らないといけないから」と言い出した。

さんざん好意を見せておいて「今日は絶対に帰らないと」などと言うのはあきらかに不自然だ。

経験上24歳ぐらいまでの若い女の子はこういうことはしないが、25、6歳になると急に男と駆け引きをする子が増える。

外見は年齢が上がるほど魅力が下がるのに、それに反比例するかのように態度や要求が大きくなる女の子が多いのには萎える。

幸いにもピンクは嫌な感じはなかったが、僕はこういう駆け引きは全てお見通しだ。

この駆け引きの目的は「2度目のデートだからまだお預け」ともったいぶって男を焦らすことだろう。

確かに普通の男であれば食いつきが強まるテクニックではある

ただ僕にはピンク以外も遊べる子がいたので、この駆け引きは意味がないばかりか逆効果で、底の浅さが見えて少し萎えてしまった。

この時期の僕はすでに「押してみていける “No” なのか、そうでない “No” なのか」はわかったので、彼女が帰るというのが本気だったことは容易に汲み取れた。

なので特にプッシュすることはせず、「そうなんだ。じゃあ駅まで送るからちょっとカフェに寄ろう」と言ってスタバに入ることにした。

スタバで席に着くとピンクはテーブルの反対側に座ったので、僕は「こっちに座りなよ」と言ってソファの隣に座らせる。

周りには他の客もたくさんいたので、ソフトにエスカレートし続け15分後にメイクアウト(注:いわゆるディープキス)した。

アメリカ人の彼女でもさすがにスタバでのメイクアウトは少し恥ずかしかったようだ。

「1人暮らしなの?」と聞かれたので「そうだよ」と答えると、「じゃあ次はあなたの家でメイクアウトできるわね」と言った。

メイクアウトしてから数分後、ピンク「もう行かないと」と去っていった。

すでに僕は彼女をほぼゲットしていたことはわかっていたので、あとは変なミスをしなければベッドインは近いだろう。

繰り返しになるが、女の子がすでに強い好意を寄せている場合「余計なことをせずに普通にデートを重ねるだけ」でベッドインできる。

また相手の女の子を本気で「自分ならゲットできるレベルの子だ」と思っていれば大抵はゲットできるし、

逆に「あの子はめちゃくちゃ魅力的なので自分じゃゲットできないだろうな」と思っていればまずゲットすることはできない。

思考は現実化するのだ(そのためナンパ・恋愛スキルの鍛錬には、メンタルを鍛えて自己の意識を拡張し、認知できる現実を変えてしまうのが効果的)

最後のデート

翌週ピンクにメッセージを送り、週末に3度目のデートをセットアップした。

もう普通のデートをするだけなので、家の近所のレストランで普通にディナーを楽しみ、その後「映画でも見よう」と言って家まで連れ込んだ。

カウチに座って雑誌を見ながらイチャイチャしていたが、ピンク「ベッドでイチャつきたいわ」と言うのでベッドまで連れて行き、イチャつきながらあっさりそのままベッドインとなった。

LMR(注:ラスト・ミニット・レジスタンス=最終抵抗、いわゆるグダり)は全くなかったので、つまり彼女はもう僕が十分に相応しい相手だと完全に認めていたということだ。

会社の同僚や友人の紹介だったり、お互いを知る時間を十分とった後であればLMRはないが、普通「ナンパで会った女の子」とベッドインする前は、かなりの高確率でLMRがある。

前回の成功談と同様LMRが全くない珍しいケースなので、LMRを経験したときにどうやって崩すべきかそのうち記事で解説したい。

・・・と思ったが内容がややアダルト寄りになり本意ではないため、とりあえずは「外国人・NYナンパ体験記8:エキゾチックなインド美人、強固な最終抵抗と2時間半の攻防(後編)」をnoteで有料公開する。

こちらのnoteには「LMRを崩す12のポイント」を入れているがストーリーは途中からなので、最初から読みたい人は外国人・NYナンパ体験記8:エキゾチックなインド美人、強固な最終抵抗と2時間半の攻防(前編)から読むことをおすすめする。

なお官能小説を期待している人は、全くそういう内容ではないので購入しない方がいい。

週が明けるとピンクは愛情たっぷりのメッセージを送ってきたが、内容がいきなり彼女ヅラしたものだったため、もともとそんなに入れ込んでいない僕は完全に萎え「忙しいから会えない」といってそのままフェードアウトした。

この話には少し続きがある。関係をフェードアウトした数週間後、たまたまバーでピンクに鉢合わせたことがあるのだ。

僕はバーでその日会った別の女の子とイチャイチャしてメイクアウトしまくっていたため、ピンクにはちょっと酷な再会となってしまった。

【国際恋愛】アメリカ人は付き合う前に「告白」などしないに書いた通り、アメリカでは正式な彼氏・彼女の関係でなければ誰が誰と寝ようが文句を言えないため、こういう状況はそこまで珍しいことではない。

総括:当時すでに同様の経験は積んでいた上、すでに相手がこちらに強い好意を持っていたので特に新しく学んだことはなかった。

まあそれなりに楽しかったし、何より自分の知っていることを再現して知識を固めるのは悪いことではない。

反省点:ベッドインする前に買い物デートをしたことと、ディナーに行ったこと。今ならまず断るし、そもそも奇妙だなと少し萎えた時点で切っている。

良かった点:特になし。

以上、外国人・NYナンパ体験記2:ピンクっぽいイタリア系アメリカ人でした。


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