独学で英語がペラペラに話せるようになった僕の6つの勉強法(後編)

異文化・英語

こんにちは、ヒュー・マナハタ(@HughManahata)です。

独学で英語がペラペラに話せるようになった僕の6つの勉強法(中編)からの続きです。

スピーキングの勉強法3:ペラペラレベルへの脱皮

これまでに紹介してきた勉強をこなしているのであれば、ここから先は出来る限りネイティブと英語でコミュニケーションをとることにつきます。

スピーキングの上達が早い人で圧倒的に多いのは「英語ネイティブの彼氏・彼女がいる人」ですね。

恋人であれば当然多くの時間を一緒に過ごすことになるため、英会話のスキルがメキメキと上達するわけです。

特に日本人女性であれば、「日本人の女の子と付き合いたい」という英語ネイティブはたくさんいるので相手を見つけるのは難しくないはずです。

日本人男性の場合は女性よりも圧倒的にモテないため、外国人の恋人をつくるハードルは上がります。

それに関してはズバリ日本人男性は外国人(白人)女性にモテるのか?4つの理由を解説で解説しているので参照してみてください。

英語ネイティブの恋人を作るつもりがない人は、友達でいいのでたくさん作って出来る限り多くの時間を英語環境で過ごしましょう。

それでは僕のスピーキングが「アメリカ育ちと間違われるレベル」にまで上達した理由を、実体験として紹介します。

僕が英語をアメリカ育ち並みに話せるようになった理由

僕の英語力が爆発的に上がった原因は主に2つあります。

それはズバリ「結婚したこと」「離婚したこと」です。

よくわからないと思うので一つづつ解説します。

結婚して英語力がアップ

前述の通り、僕はニューヨークに引っ越してから半年〜1年程度最低限の日常会話はできるようになっていました。

しかしまだまだ会話に不自由を感じていたし、自分が思い描いていたレベルには遠く及ばない状態でした。

そんな時アメリカ人の元妻に出会い、永住権が欲しかったこともあり出会って1年ほどで結婚することになります。

結婚すれば当然奥さんと毎日顔を合わせるので、ネイティブの英語に触れる機会は激増します。それからは毎日のように元妻と英語でやりとりをする日々が始まりました。

そんな毎日の積み重ねに加え、口論になった時、当時の僕の英語力ではうまく言い返せなくて悔しい思いをしたので、僕は必死になって様々なフレーズを勉強しました(当時は若くて未熟だったため、しょっちゅう口論になりました)。

結果としてこれが僕を「うまくはないが、英語で日常会話ができる外国人(日本人はアメリカでは外国人です)から「高めの英語力を持つ外国人」へと脱皮させる要因となります。

離婚して英語力がアップ

20代後半になったころ、色々あって元妻と離婚しました。

その辺りは僕のプロフィールに詳しく書いてありますが、離婚したタイミングでアメリカ人の美女をゲットするべく、女の子をナンパし始めたのです。

しかし知り合いや友達ならばある程度コミュニケーションできるスピーキング力はあったものの、

「全くの赤の他人の、アメリカ人の女の子(しかもアジア人男になど微塵も興味なし)

が相手では緊張のために声はうわずり、しどろもどろになって全くうまく話せなかったのです。

日本にいる外国人の女の子であればナイスな感じに応じてくれるでしょうが、本場アメリカに生息する普通のアメリカ人の女の子はそうではありません。

気に入らないと思ったら容赦なく突っぱねられます。

そのため最初の半年は歯牙にもかけられず、目も当てられないほど散々な結果でした。

自分の言葉で話すスキルがなかった僕は、新たに「ナンパ用のフレーズ集や返答集などを記録したノート」をセコセコと作り、色々なシチュエーションを想定した上で必死こいて練習しました。

最初の頃はそこまでやってなんとか数分間会話を続けることができるという体たらく。

暗記していた部分を過ぎると会話も続かず、ロボットのような受け答えしかできない心底ダサいヤツだったのです。

夜バーやクラブに入る前にスマホでノートを何度も読み返して、口に出してフレーズ練習をしたのが今となっては懐かしいですね。

数え切れないほどの女の子にアタックしては撃沈し、自分はなんて無様な男なんだろうと何度も絶望しました。

しかし諦めずに何千回とトライし、改善に改善を重ねるうち、いつの間にかアメリカ人の女の子と対等に付き合えるようになっていたのです。

こうして普通の外国人の何十倍もの密度で英会話の実戦経験を積んだことこそが、僕のスピーキング力を「アメリカ育ちと間違われるレベル」に押し上げた直接的な要因となったのです。

僕はかなり発音やイントネーションにこだわって練習しましたが、普通の日常会話レベルであればそこまでする必要はないかもしれません。

しかし僕が発音に力を入れていたのには理由があります。

それは英語が下手だった時に、以下のような経験をしたからです。

  • 部屋を借りようと思ったが英語が話せないので、あらかじめ用意していた英文を電話口で読んだところ、イントネーションがめちゃくちゃだったのか相手に大爆笑されたこと。
  • どこへ行ってもまるで二級市民のような差別的な扱いを受けたこと。
  • 頭が弱い奴のように扱われ、バカにされたこと。
  • 対等に取り合ってくれるアメリカ人が少なかったこと。

こういった経験をたくさんして本気で悔しかったからこそ、

「アメリカ人にバカにされず、対等に扱われるレベルにまで絶対に英語を話せるようになってやる」

と燃え上がるような情熱を持って英語の勉強に取り組むことができたのです。

最後に

この記事を読んだ人ならわかると思いますが、英語は練習量がものを言います。

英会話教室など、1回・2時間で週2回通ったとしても合計で週4時間にしかなりません。

しかも先生の説明やらを話を聞く必要があるのなら、実際に自分がスピーキングしている時間はおそらく正味30分以下。

となると年換算でたったの52時間にしかなりません。

それに対し、例えば週末の六本木などで積極的に外国人と話せば一晩で何倍もの密度の生きた英会話を練習することも可能です(今ではアプリでいつでもどこでもフィリピン人の先生と話せたりするので、それを活用するのも手です)。

本気で英語がペラペラになりたいと思っている人は、積極的に行動を起こすことと、とにかく練習量を増やすことを意識して取り組んでみてください。

3記事に渡りお付き合いありがとうございました。

以上、独学で英語がペラペラに話せるようになった僕の6つの勉強法でした。


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